現状・課題

 「男女共同参画」という「言葉」は県民の皆さんに徐々に知られてきていますが、その内容やイメージは十分伝わっていません。また、家庭の力や地域社会での支え合いが以前に比べかなり弱くなっています。これらのことを踏まえ、家庭や地域、職場のあらゆる場面で男女共同参画の視点が入るよう理解者やリーダーとなる者を増やしていくことが必要です。また、女性はもち論、男性の働き方を見直し、それぞれの役割を大切にし、家庭や地域、職場でワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現を促進することが重要です。


取組の方向性等

  1. 県、市町村、男女共同参画を推進する団体の連携を強化し、職場、地域、家庭などあらゆる場面で、男女共同参画を進めるための理解者やリーダーとなる者を増やすための普及啓発・人材育成を推進します。
  2. 子育て応援パスポートや家庭教育推進協力企業(家庭教育の充実に向けた職場環境づくりに自主的に取り組む企業)制度による企業の子育て支援の促進など子育て支援対策を充実します。
  3. 社会の制度や慣行を見直し、防災や消防の取組に女性の力を活かしたり、企業や住民団体等の管理職・役員への女性登用促進、男性の育児休業の取得・家事等への参画を推進します。
  4. 男女共同参画推進企業(仕事と家庭の両立に配慮しながら、男女ともに働きやすい職場環境づくりを積極的に進める企業)認定制度を通じた企業への働きかけや中小企業労働相談所の機能強化などのほか、企業経営者等の意識改革のためのシンポジウムによる普及啓発等により、多様な生き方を選べる社会を構築するため、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を促進します。

主な目標指標

項目 現状 目標
男女共同参画推進企業の認定数 173社(平成19年度末) 700社(平成30年度末)
  

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