防災・危機管理情報


R1 育休中職員のための復職支援研修会 (参加者の意見交換の結果をまとめました)

  • 令和元年10月に県内3カ所で開催した標記研修会では、グループ別の参加型学習の時間を設け、参加者のみなさんに自由に意見交換をしていただきました。
  • 都合により参加できなかった方のため、また参加者のみなさんが各地区の結果を再度確認できるよう、意見交換の結果(ワークシートの記載内容)を拾い上げて整理してみましたので、参考にしてください。
  • なお、以下はリラックスした雰囲気の中で交わされた意見であることをあらかじめご承知ください。(この度の参加者は全員が女性でした。)

  

<テーマ1> こんなときどうする?

 保育所に子どもを預けて、今日は大事な研究発表会の日。もうすぐ私の出番というとき、保育所から「子どもが熱を出したので迎えに来て」との電話が来た!今は職場を離れられない。誰に何を頼んだらいい?

今でも頼めそうな人

  • 義理の祖父母、実家の祖父母(夫の父母、自分の父母の意味)
  • 兄弟姉妹
  • 親戚
  • その他(ファミリーサポート、病児保育)

今は無理かもしれないけど、できたら頼みたい人

  • 友人(主婦のママ友)
  • 自治体の事業

気持ちよく引き受けてもらえるように、頼みにくい人には頼みやすくなるように、今からやっておくべきことは?(どんな状況を作っておくとよいでしょうか?)

 [家族の育成]

  • 夫のできることを増やしておく。(ご飯を食べさせる、お風呂、着替え等)
  • あらかじめ環境や人に子どもを慣れさせておく。
  • 祖父母等へ頼むことができるネットワーク、関係づくりをしておく。
  • 休む日の予定を早めに伝える。(夫、両親)
  • 朝のうちに予定の情報共有を行う。

 [置き場所の工夫、物品の確保]
  • 家の中のどこに何があるか分かるようにしておく。
  • 着替えのしまってある場所をラベルで貼って分かるようにしておく。
  • 病院グッズ(診察券、保険証、母子手帳、お薬手帳、保育園へ提出する投薬指示書、行きつけの病院のメモ、最近の様子のメモ等)の置き場所を決めておき、家族で共通理解する。
  • 子どもの迎えの手順についてマニュアルを作る。
  • 子どもの迎えを頼むときのグッズをまとめておく。
  • 合鍵を祖父母に渡しておく。
  • 両親の車用のチャイルドシートを確保する。

[その他のサービスで]
  • 保育園の緊急連絡先に夫や祖父母も入れておく。
  • ファミリーサポートや病児保育に登録しておく。
  • スマートフォンのアプリを活用してスケジュールの共有を行う。

 [職場で]
  • 同僚に「助けて」と言える関係を築いておく。
  • 研究発表等を自分以外の人に頼めるように準備しておく。
  • 夫の勤務先にも家庭環境を把握してもらう。

 

 <テーマ2> こんなときどうする?

 再来週の土曜日は、幼稚園の発表会と職場の仕事がバッティング。できたら発表会を見に行ってやりたい。職場では誰に何を頼んだらいい?

上司に

  • 行事が分かった時点で早めに相談する。
  • まずは「休みたい」と意思表示し、1日が無理なら「時間休でもいいので」とお願いしてみる。

先輩や同僚に

  • 行事が分かった時点で早めに相談する。
  • 自分で他の先生と交渉し、教務の先生に時間割の変更を伝える。
  • 「当日以外の準備を頑張ります」等の代案を伝える。
  • 仕事内容の共有を行い、代わりを頼む場合はしっかりと引継ぎする。

職場に無理をお願いしたいときのために、日頃からどんなことに気をつけておくべきでしょうか?

 [依頼するときには]
  • 年間行事を把握し、あらかじめ休暇の相談をする。
  • 事前に予定が分かっている場合はなるべく早めに伝えておく。
  • 進捗状況について引継ぎをしておく。
  • 不在時の対応の掲示や救急用具の使い方の説明書を用意しておく。【養護教諭】
  • 心からの感謝の言葉を伝える。

 [日頃から]
  • 子どものことを周りに話しておく。
  • 職員間でコミュニケーションを取り、休みを取りやすい雰囲気を作っておく。
  • 学年や関係する分掌の先生方と連携を図る。
  • チョコレートを配る。
  • 率先して仕事を行う。(姿勢が大切) 
  • 他の人が同じ状況になった時に快く引き受ける。

 [自分の仕事の進め方]
  • 勤務時間中に自分ができることはやっておく。
  • 課題の作成や自習の準備等、できることは事前にやっておく。
  • データの共有を行う等、誰が代わりに入っても大丈夫なようにしておく。
  • 職場の整理整頓を行う。
  • 1人で溜め込まないようにする。
  • 学年で仕事を分担できることは分担しておく。
  • できそうなことを引き受け、時間を見つけて仕事をしておく。

<テーマ3> アイデアや工夫で、ずいぶん楽になるかも

 家事の時間を節約する便利なものは? 復帰前にやっておく準備は? いざというときに使えるサービスは? 等々、お互いのアイデアを交換してみましょう。
[家事を楽に]
  • 便利家電(お掃除ロボット、洗濯機、食洗器、ガスの乾燥機等)
  • 高級鍋 
  • 冷凍ストック 
  • ストック作り(下処理だけする) 
  • 作り置きおかず
  • 料理セット(作るだけキット)
  • 外食

 [復職前にやっておく準備]
  • 夫の家事力を上げた上で役割分担を考えておき、シミュレーションや反省会をしておく。
  • 夫にも協力してもらい、1日の流れを時系列で考えておく。
  • 朝ご飯のパターンを3種類くらい常備しておく。
  • 子どもが体調を崩した時の対応について家族で話し合っておく。
  • 家族に任せると決めたら信頼する。
  • 保育園グッズ(子ども服や荷物等)の整理整頓をしておく。(共有スペースに準備しておくと祖父母でも分かる。) 
  • 朝やることをルーティン化しておく。(子どもが自分でできることを増やして自立させる。)
  • 子どもに一時保育や園体験をさせておく。
  • 子どもと一緒に寝て、割り切って朝家事をする。

 [使えるサービス・商品等]
  • 病児保育
  • ファミリーサポート
  • ネットスーパー
  • 生協
  • グリーンコープ 
  • 食材宅配サービス「ヨシケイ」
  • スケジュール共有のアプリ
  • カレンダー(家族共用のものを食卓に)

問い合わせ

教育総務課福利担当
電話:0857-26-7531 
  

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