「オオキンケイギク」とは?
オオキンケイギクは、北米原産のキク科多年生草本です。
県内では河川敷や道路沿いに群生しており、全長50cm程度のコスモスに似た黄色い花を咲かせます。繁殖力が強いことが特徴です。
|
オオキンケイギクの写真
|
駆除しなければならない理由
地域固有の在来種の繁殖を脅かし、駆逐してしまうおそれがあるからです。
厳しい環境条件にもよく耐え、強い繁殖力を持つオオキンケイギクが、カワラサイコやカワラナデシコ等の地域固有の在来種を駆逐する事例が国内各地で発生しています。このことから、外来生物法により特定外来生物に指定されています。
オオキンケイギクは可憐な花であり、生産活動等に対する直接的な被害が確認されていないこともあって、刈り取ることにためらいや反発があり、除草が進まず、本県でも道路沿いや河川敷、法面(のりめん)などで急速に拡大しています。
県では、道路・河川管理者や市町村、自然保護ボランティアの皆様と協力して、オオキンケイギクの防除を進めたいと考えています。
【参考】
外来生物防除(自然共生課ホームページ)