県史活用事業について

ふるさと鳥取歴史情報活用推進事業

目的

 新鳥取県史編さん事業(平成18~31年度)の成果や収集した歴史資料等を有効に活用し、関係機関と連携しながら、ふるさと教育や市町村事業への支援、収集資料の公開や成果物の刊行等を実施し、郷土の歴史文化を担う人材育成や県民の皆様の「ふるさと鳥取」に対する愛着や誇りの醸成を図ると共に、県の施策や魅力ある地域づくりに活用できる研究を行っています。

具体的な取り組み

(1)ふるさと教育への活用・市町村事業の支援
  •  県史編さん事業の成果や収集した歴史資料の「ふるさと教育」等での活用を図るため、教材となりうる資料の提供や、郷土学習の副教材作成、総合的な学習の支援等を行います。
  • 市町村史の編さん事業や社史作成、歴史・民俗を活用した地域づくり、文化財指定等の支援協力を行います。

1 【具体的な事業】
  • 県史収集資料を活用した郷土学習教材の作成。
  • 学生を対象とした体験型学習(古文書ワークショップ等)の開催。
  • 現職教員との合同研修。
  • 市町村事業への支援協力・情報提供。
(2)郷土の歴史を学ぶ場の創出
  •  鳥取県の特色ある歴史を「鳥取県史ブックレット」等の刊行物を通じて県民の皆様にわかりやすく提供します。
  • 講演会や出前講座、県民参画の取り組み等を実施し、県民の皆様が郷土の歴史を知り、学ぶ機会を創出します。

2 【具体的な事業】
  • 鳥取県史ブックレットの刊行。
  • 新鳥取県史を学ぶ講座・講演会の開催。
  • 占領期の鳥取を学ぶ会の開催。
(3)県民の財産となる歴史資料の収集・公開
  • 将来の県民に伝えていくべき重要な古文書等の歴史資料を広範に調査するとともに、その成果を市町村と共有して、重要な資料の保存や、災害時における文書救援等に活用します。
  • 重要な歴史資料や調査記録を整理・保管し、県民共有の財産として後世に伝えるとともに、収集資料を公開し、閲覧利用に供することで、誰もが郷土史を学べる場を創出します。

3 【具体的な事業】
  • 県史収集資料の目録・写真画像・翻刻文の発信
    (鳥取県立図書館のデジタルアーカイブと連携)。
  • 重要な歴史資料調査の実施。
  • 新たに確認できた歴史資料の収集と紹介。
 (4)ふるさと鳥取の特色ある歴史の調査研究
  • 今後のまちづくりや地域の魅力発信等に活用できる鳥取県の歴史・文化に関する調査研究を行い、その成果を積極的に発信していきます。
  • 県民の皆様への聞き取りを通じて、貴重な歴史的証言を広く収集するとともに、将来へ伝えるべき重要な歴史情報として保存・活用していきます。
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【具体的な事業】
  • オーラルヒストリー調査の実施(県民への聞き取り)。
  • 鳥取県災害アーカイブズ事業(歴史資料から災害情報を抽出しデーターベース化、公開)。
  • 通史編(現代)の編さんに向けた調査研究。

実施体制のイメージ

実施体制イメージ

  

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