県政トピックス/特色生かし魅力ある高校へ

未来を担う学びを創出 ~特色生かし魅力ある高校へ~

  少子化や立地条件により県立高校への進学者が減少する昨今。県では、独自のカリキュラムが学べる魅力ある高校を目指し、各校の特色を生かした、さまざまな取り組みを進めています。その中で、先駆的な取り組みをしている3校を紹介します。
  まずは、倉吉農業高等学校。豊かな自然に恵まれた絶好の環境で、ロボットや情報通信技術(ICT)を活用した「スマート農業」を学習しています。経験や勘に頼るだけではなく、データを蓄積し品質や収穫量の管理に活用。省力化や生産性、品質の向上などを実現する新しい農業を取り入れています。
  次に日野高等学校では、高齢者との触れ合いやリハビリなどの介護手法として、テレビゲームを使った対戦型スポーツ(eスポーツ)を導入しています。生徒は「健康ゲーム指導士」の資格を取得。高齢化という地域の課題にも積極的に挑戦しています。
  さらに倉吉東高等学校は、探究的に学び、より平和な世界を築くことに貢献する若者育成を目的とした国際的な教育プログラム(国際バカロレア)の認定校を目指しています。認定されれば山陰初となり、世界中の大学への入学資格が得られ、高校卒業後の進路の選択肢が広がります。
  鳥取県ならではの新しい学びは、未来を担う人材の育成にもつながっていきます。

わが家を「下宿」に 学びたいを応援!

  県外から入学を希望する生徒の住まいと食事を提供する「ふるさとファミリー」制度への登録を募集しています。期間は3年間で、平日朝夕の食事提供のほか、生活の見守りを行って日常生活をサポート。受け入れ時には、準備金が県から支給されます。

【問い合わせ先】 県教育委員会事務局高等学校課
電話 0857‐26‐7517 ファクシミリ 0857‐26‐0408
https://www.pref.tottori.lg.jp/252509.htm

取り組み例

■データ活用で新しい農業を実現 【倉吉農業高等学校】
  ロボットトラクターやセンサーを搭載した田植え機、カメラ付きドローン(無人航空機)など、最新鋭の農業機器を活用して学習します。メーカーの協力の下、豊富な実習で技術を習得するので、農業系大学への進学や就農などに生かせます。

ドローンを操作している生徒の写真
作物の生育状態を確認するためドローンを操作


■テレビゲームで対戦! 楽しく健康づくり 【日野高等学校】
  ゲームを活用し、身体・認知機能の向上につながる介護の手法を学習します。音楽に合わせて太鼓をたたいたり、自動車レースで競ったり。ゲームを介して、生徒は介護の経験を積み、高齢者とのコミュニケーション能力を養うことができます。

ゲームを活用した介護手法を学ぶ生徒の写真
高齢者施設での実践に向けて特訓する生徒

【問い合わせ先】 県教育委員会事務局高等学校課
電話 0857‐26‐7517 ファクシミリ 0857‐26‐0408
メールアドレス koutougakkou@pref.tottori.lg.jp
https://www.pref.tottori.lg.jp/273228.htm


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