防災・危機管理情報


令和7年度 当初予算
いざ、令和の改新
暮らしやすく活力あふれる地域づくりへ

 総額3650億円の令和7年度当初予算が成立しました。平成20年度以降最大となる積極型予算とし、不透明な国際情勢や長引く物価高への対応、大規模災害への対応力強化などさまざまな課題に果敢に取り組みながら、若者や女性が働きやすく住みやすい地域づくりを推進していきます。
 予算は、特に力を入れる4つの分野を柱に編成。ここでは、それぞれ主な事業をピックアップしてご紹介しています。また、これらの施策を効果的に進めていくための組織改正も実施しました。男女協働未来創造本部や令和の改新戦略本部の設置、美術館開館や大阪・関西万博に合わせた体制整備などを通じて、日本創生への歩みを鳥取県から踏み出します。

人口減少を乗り越える令和の改新 【137億円】

人口減少を乗り越える令和の改新のイメージイラスト

若者・女性に魅力ある地域づくり 【15億円】
若者から選ばれるとっとり創造事業 【7300万円】
とっとり若者Uターン・定住拡大事業(鳥取県未来人材奨学金支援事業) 【7700万円】


若者も女性も働きやすい職場環境 【23億円】
アンコンシャス・バイアス解消に向けた男女協働未来創造事業 【1100万円】
賃上げ・価格適正化総合対策事業 【1億3900万円】


「シン・子育て王国」の推進 【22億円】
「シン・子育て王国とっとり」こどもの医療費完全無償化事業 【11億7800万円】
カップル倍増プロジェクト推進事業 【2300万円】


地域の暮らしを支える生活環境の確保 【77億円】
コミュニティ・ドライブ・シェア( 鳥取型ライド・シェア)推進事業 【4億6300万円】
空き家抑制「住み継ぎ」リレー事業 【1000万円】



暮らし安心のふるさと創造 【156億円】

暮らし安心のふるさと創造のイメージイラスト

災害激甚化に備える防災対策 【79億円】
大規模災害対応TKB24プロジェクト 【5900万円】
大規模災害対応防災DX連携体制整備事業 【3800万円】

犯罪を防ぎ命と健康を守る安心社会へ 【28億円】
闇バイトによる犯罪等への対策強化事業 【6500万円】
介護人材確保緊急対策事業 【6700万円】

自然共生・脱炭素イニシアティブ 【24億円】
県民一丸で取組むカーボンニュートラル推進事業 【1200万円】
鳥獣保護管理事業 【1億6600万円】

長期化する物価高等から暮らしを守る 【25億円】
医療・社会福祉・保育施設等物価高騰対策支援事業 【12億9400万円】
家計負担激変緩和対策事業 【1億4000万円】


活力と交流でひらく元気な地域づくり【182億円】

活力と交流でひらく元気な地域づくりのイメージイラスト

万博等を契機とした大交流時代へ 【36億円】
とっとリアル・パビリオン誘客促進事業 【1億900万円】
インバウンド観光拡大推進事業 【5億9900万円】

激動を乗り越える地域産業強化 【49億円】
産業未来共創事業 【22億6400万円】
激動する国際経済環境への対策事業 【1700万円】

農林水産業・食パラダイスの新たな展開 【41億円】
米が主役!水田未来ステージ総合支援事業 【1億2700万円】
次世代スーパー種雄牛造成事業 【1億円】

地域を支える社会基盤・DXの展開 【57億円】
路線バス交通系IC導入推進事業 【2億1000万円】
農業生産拡大に向けたスマート農業推進事業 【8900万円】


一人ひとりが輝く新たな時代へ【149億円】

一人ひとりが輝く新たな時代へのイメージイラスト

県立美術館開館で開くアートなとっとり 【28億円】
アートな鳥取創出事業(美術館によるアート振興) 【1億6200万円】
近畿高等学校総合文化祭鳥取大会開催事業 【5700万円】

インターハイなどスポーツ活性化 【20億円】
令和7年度全国高等学校総合体育大会開催事業 【2億円】
ねんりんピックレガシー継承事業 【1400万円】

誰一人取り残されない支え愛のまちづくり 【26億円】
全国と連携した鳥取からの手話・障がい者アートの発信強化事業 【6800万円】
親亡き後を見据えた地域生活サポート事業 【6900万円】

鳥取の未来を支える人材育成 【75億円】
県内の産業成長を支える域外人材獲得支援事業 【2800万円】
世界へ羽ばたく人材育成奨学金事業 【債務負担行為(歳出予算としては令和8年度以降に計5000万円を計上)】

※各事業の予算額は百万円未満四捨五入

当初予算の概要は県ホームページで公開しています
当初予算の概要のQRコード

当初予算の内訳

歳入
  賃上げに伴う県民所得の増加や堅調な企業業績が見込まれることから県税収入が増加する一方、地方交付税は前年度横ばいを見込んでいます。また、物価高対策や医療・介護施設職員の処遇改善等に活用するため国庫支出金が増加しました。

令和7年度
歳入 3650億円

  地方交付税 39.5%
  県税 16.6%
  国庫支出金 15.3%
  地方消費税清算金 7.9%
  県債 7.9%
  繰入金 5.3%
  地方譲与税 3.6%
  諸収入 1.7%
  その他 2.2%

歳出
  若者や女性が働きやすく住みやすい地域づくりに乗り出すとともに、大規模災害への対応力強化、激動する国際・経済環境などへの対応予算を積極計上し、予算額は前年度から1.3%増加しました。

令和7年度
歳出 3650億円

  教育費 17.5%
  民生費 15.4%
  公債費 14.0%
  土木費 12.8%
  総務費 9.5%
  諸支出金 7.9%
  農林水産業費 6.9%
  警察費 5.1%
  衛生費 4.7%
  商工費 3.3%
  その他 2.9%

財政誘導目標の達成状況

 「財政誘導目標」とは、健全な財政運営を行うための指標として県が定めている数値目標です。令和7年度当初予算編成後においては、3つの指標のいずれについても目標値の範囲内となっており、健全な財政運営を堅持しています。

【目標】 令和8年度の財政調整型基金(財政調整基金、県立公共施設等建設基金、減債基金、大規模事業基金、長寿社会対策推進基金の5基金)残高が200億円以上
【令和7年度当初予算後】 215億円

【目標】 令和8年度の実質的な県債残高
(臨時財政対策債や防災関連などの県債の地方交付税措置額を除いた額)が3800億円以下
【令和7年度当初予算後】 3625億円

【目標】 当初予算編成時でのプライマリーバランス
(基礎的財政収支。黒字は将来への負担を増加させることなく健全な財政運営が行われていることを示す) の黒字化
【令和7年度当初予算後】 14億円の黒字

県の組織を再編しました

1 女性が働きやすく暮らしやすい社会づくりに向けた体制整備
  アンコンシャス・バイアス解消を目指した県民運動や、職場・地域で女性が働きやすく暮らしやすい環境づくりを進め、男女が協働する未来創造に向けて男女協働未来創造本部を設置

2 「令和の改新」に向けた体制整備
  「地方創生2.0」にも呼応し、人口減少に歯止めをかけ、県庁一丸となって「 令和の改新」を推進するため、令和の改新戦略本部を設置

3 美術館の開館に合わせた体制整備
  観光誘客など地元と連携した地域振興や教育委員会と一体となって「美術を通じた学び」を推進するため、開館にあわせ、美術館に新たに地域連携課と学芸課を設置

4 大阪・関西万博の開幕に合わせた体制強化
  関西パビリオン・鳥取県ゾーンの運営と県内への誘客体制を強化するため、関西本部に大阪・関西万博課を設置

詳しくは下記QRコード
組織再編のQRコード

【問合せ先】
[組織に関すること] 人事企画課
電話 0857‐26‐7844 ファクシミリ 0857‐26‐8140

[予算に関すること] 財政課
電話 0857‐26‐7044 ファクシミリ 0857‐26‐8124



 

 

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