防災・危機管理情報


 雪崩とは、山の斜面に積もった雪が、重力の作用によって斜面を崩れ落ちる現象です。
 雪崩には厳冬期に多く起きる表層雪崩と春先に多く起きる全層雪崩があります。特に表層雪崩は、速度が速く破壊力が強大で被害範囲も広くなります。
 鳥取県は、全域が豪雪地帯に指定されており、特に山間部や急な斜面では雪崩の発生の危険性が高いため注意が必要です。
 県内には約1,300箇所もの雪崩危険箇所がありますので、雪崩災害には十分ご注意ください。
  ⇒県内の雪崩危険箇所
  

雪山レジャーの注意について

雪崩(なだれ)について知ろう

雪崩(なだれ)に対する注意ポイント

  • 斜面の積雪に亀裂や雪庇(せっぴ)がある場所は、雪崩が起きる前兆と言われていますので、近づかないでください。
※雪庇とは、山の稜線の風下の谷側にひさしの様に張出した積雪のことです。
  • 県内には雪崩により家屋に被害が及ぶおそれのある雪崩危険箇所が1,316箇所あります。(全国で20,501箇所(平成16年度公表))
  • 雪崩危険箇所を確認のうえ、そのような場所にお住まいの方は、特に注意していただき、雪崩の前兆が確認された場合は、お近くの県土整備事務所あるいは市町の担当窓口にお知らせください。
※雪崩危険箇所とは、斜面勾配15°以上かつ10m以上を有する斜面の雪が家屋に被害をおよぼす範囲で、人家が5戸以上ある箇所です。

雪崩防災週間

本格的な降雪期を前に、雪崩災害に対する理解と関心を深め、雪崩災害による人命、財産の被害の防止に資することを目的に、平成元年度より毎年12月1日~7日を「雪崩防災週間」とし、国民の理解と関心を深め、雪崩災害による人命・財産の被害の防止に取り組んでいます。
 「雪崩防災週間」のページ (国土交通省への外部リンク)

  雪崩防災週間
12月から3月は降雪期で、雪崩災害が発生しやすい季節です。積雪時や融雪期の雪崩災害に注意しましょう。

また、落雪等による水路などのつまりや溢水は、雪崩災害だけでなく土砂災害を引き起こす可能性もありますので、十分注意してください。
 雪崩防災のページ (国土交通省への外部リンク)

雪崩(なだれ)対策事業

鳥取県では雪崩による災害を防ぐため、雪崩対策事業を実施しています。
 ⇒【雪崩対策事業】雪崩の対策事業
  

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