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調査・研究(古墳)

考古学講演会2024「鳥取における前方後円墳の出現と展開」でいただいた御質問への回答(その1) New!

 令和7年3月22日(土)に開催した考古学講演でにいただいた質問について、順次回答します。今回は第1回目で、回答者の御指名がなかった内の3問について埋蔵文化財センターからお答えします。

【質問1】

 埋蔵文化財センターのホームページ上で、古海古墳群全体をグーグルマップ上で示してほしいが、可能でしょうか?

【回答1】

 現在、鳥取県埋蔵文化財センターでは、旧来から使用している紙の遺跡地図をとりやめ、鳥取県のホームページで公開されている「とっとりWEBマップ」上で閲覧が可能となるプロジェクトを進めており、令和7年3月末から「試用版」として公開しています。ここでは、古海古墳群のみならず鳥取県全体の遺跡の位置や範囲を掲載しており、古海古墳群の古墳の配置を御自宅のパソコンで御覧いただけますので、お試しください。

 ただし、「試用版」ですので、今後データを最新のものに更新して、令和8年度から本格運用する予定です。

 「とっとりWEBマップ」は、あおや かみじろうのイラストクリックしていただくと掲示されます。→とっとりWEBマップへのリンク

【質問2】

 古海古墳群の「新発見の大型前方後円墳?」はなぜ発掘調査できないのか?予算上のことでしょうか?

【回答2】

 講演会の内容から、お尋ねなのは、立体地形図でお示しした「古海17号墳」と「古海28号墳」のことであると思いますので、その前提でお答えします。
 これらの古墳が前方後円墳の前方部と後円部が地滑りの結果離れてしまった古墳であるとしますと、全長70m超級の古墳となる可能性があります。本高・古海古墳群内にある他の前方後円(方)墳の規模を凌駕することとなり、この古墳は本高・古海古墳群の中で極めて重要な位置をしめることとなります。
 こうしたことから、当センターでは、この古墳の重要性に鑑み、発掘調査を視野に入れた計画を慎重かつ綿密に立てるため、時間を要しているところです。

【質問3】

 ディスカッションで古海18号墳が話題となったが、その内容についてよく分からなかった。

【回答3】

 古海18号墳は、全長が50m程度となる前方後円墳と考えており、本高・古海古墳群の中では大型古墳に位置づけられるものです。また、前方部の幅が狭い可能性があることから、本高14号墳同様に古墳時代前期に位置づけられる古い古墳ではないかというパネリストからのコメントがあり、古海18号墳の古墳群の中での重要性が示されました。


考古学講演会2024「鳥取における前方後円墳の出現と展開ー本高・古海古墳群の調査からみえてくるもの-」を開催しました。

 令和7年3月22日(土)にとりぎん文化会館(鳥取市尚徳町101-5)で考古学講演会2024を開催し、岡山県、兵庫県など県外の方も含め85名の皆様に御参加いただきました。

 御参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 参加された方から「資料を使い、御自身の体験を基に組み立てて話されていて、今後に期待されることも十分に納得できた。」、「本高・古海古墳群をそもそも知らなかったし、こんなにたくさんの古墳があるとは驚きだった。」、「これからの調査研究が楽しみです。」などの御感想をいただきました。

高田教授講演

鳥取大学地域学部教授 髙田健一氏の講演

森本文化財主事の報告

鳥取県埋蔵文化財センター 森本倫弘文化財主事の報告

ディスカッション

ディスカッションで古海36号墳から出土した土器について話題に

進行役 とっとり弥生の王国推進課係長 東方仁史

ディスカッション進行役の鳥取県とっとり弥生の王国推進課係長 東方仁史氏



古海36号墳の現地説明会を開催しました。

 令和6年9月28日(土)に古海36号墳の今年度の発掘調査成果を皆様にお伝えする現地説明会を開催しました。

 少し雨の心配がある天候でしたが、無事、現地説明会を開催することができました。

 参加した皆様からは、「小学生の時に登って以来40年ぶりに現地に来たが、このような立派な古墳があるとは全く知らなかった。」、「古海36号墳の解明をもっとしていただきたい。」、「なぜ、前方後円墳でなくて前方後方墳なのか?円でなく四角形を選択したのか?」など多くの御感想や御質問をいただきました。

山道を歩いて現場まで

現場まで山道を約30分歩きました。

説明を聞く参加者

発掘調査の概要を聞く参加された皆様

土器の説明を聞く参加者

土器の出土状況を説明する担当職員

堆積状況を聞く参加者

土の堆積について説明を聞く参加された皆様


【申込受付は終了しました。】古海36号墳の現地説明会を開催します!

鳥取県埋蔵文化財センターが令和6年度に実施した古海36号墳(ふるみ36ごうふん)の発掘調査成果をお伝えする現地説明会を下記のとおり開催します。説明は20名ずつ2回に分けて実施します。御参加いただくには事前にお申込が必要です。

1 開催日
 令和6年9月28日(土)

2 開催時間
 説明は2回に分けて実施します。
(1)第1回
受付:午前10時20分から午前10時30分まで
移動・見学:午前10時30分から正午まで

(2)第2回
受付:午後1時20分から午後1時30分まで
移動・見学:午後1時30分から午後3時まで


3 募集定員
 各回それぞれ20名

4 募集期間
 令和6年9月20日(金)午前8時30分から9月26日(木)午後5時まで
 ※定員になり次第募集を締め切ります。

5 駐車場
 イナバ電気株式会社様の敷地の一部に設けています。
 駐車場案内図 (pdf:1000KB)←ここをクリックしてください。地図が開きます。

 

6 受付

 駐車場内に設けています。

7 服装等
 屋外での活動に適した服装、雨具、トレッキングシューズなどの履物、飲み物、帽子
※古海36号墳は標高約69mの丘陵上にあり、現地までは急な山道を登山します。(移動片道30分)

8 お申込方法(お申込受付は終了しました。)
 とっとり電子申請サービスでお申し込みください。次の御希望の時間をクリックしていただくと、申込フォームにつながります。

(1)第1回(午前10時30分から正午まで)
(2)第2回(午後1時30分から午後3時まで)

9 荒天等での中止
 開催の可否は、9月27日(金)午後4時までに鳥取県埋蔵文化財センターホームページでお知らせします。


古海(ふるみ)36号墳の発掘調査を開始しました!!

 鳥取県埋蔵文化財センターでは鳥取県内での古墳の成り立ちを解明するため、鳥取市の千代川西岸に所在する「本高(もとだか)・古海古墳群」の調査研究に取り組んでいます。

 今年度の調査対象である「古海36号墳」は、大型の古墳が複数確認されている古海古墳群の中にあり、鳥取県を代表する大型古墳のうちの一つです。現在までの研究では、古墳時代中期に築造された全長67mの前方後方墳とされていますが、詳細についてはよくわかっていません。

 調査では詳細な古墳の形状や規模、築造された時期などを確認し、千代川左岸地域の古墳の成り立ちの解明に繋げていきたいと考えています。

発掘調査風景

古海36号墳調査風景

調査地点

古海36号墳位置図

  

イベント等の申込

令和6年度鳥取まいぶん講座

(終了しました)


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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


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