海外渡航をより安全なものにしませんか?渡航先によって日本には存在しない、または頻度の少ない感染症があります。そしてその中には、予防接種(ワクチン)で防ぐことのできるものがあります。また、ワクチン以外にも健康問題を防ぐためにできることもあります。リスクを減らして安全な渡航ができるよう、予防策を講じることをお勧めいたします。その予防策を講じるための相談場所が渡航ワクチン外来です。
診療内容
ワクチン:
狂犬病・A型肝炎・B型肝炎・破傷風・日本脳炎・髄膜炎菌
麻疹/風疹など(リストは下記)
マラリア予防(準備中)
時差ボケ、エコノミークラス症候群、特殊環境において発生する疾患への予防など
診療体制
診療日:毎週火曜日 午後1時〜3時
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完全予約制。担当医の状況により診療が難しい場合がありますので、受診前に必ず予約をとってください。
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上記曜日・時間帯の受診が難しい場合、他のタイミングで対応可能な場合もありますので、ご相談ください。
渡航ワクチン外来を受診される方へ
受診までの流れ
1.受診予約の取得
- 病院代表番号(0857-26-2271)から患者支援センターにお電話ください。事務員が問診票に沿って必要事項をおうかがいします。
- 担当医が内容を確認した後、記入された情報から事前に患者IDを作成させていただきます(当院を受診歴のある方は、そちらのIDを使用いたします)。
- 後日、担当医より電話で連絡させていただき、受診予約の取得・概算費用をお伝えします。
2.受診当日
- 渡航内容の確認をし、同意書にサインいただいた後に、ワクチン接種をします。
- 次回の予約を確認した後に、会計を行い帰宅となります。
受診当日に持参いただくもの
- 母子健康手帳(これまでのワクチン接種歴を正確に把握するため)
- 予防接種手帳(母子手帳以外にワクチン接種歴が分かるものがあればご持参ください)
- パスポート(氏名のローマ字表記を確認するために初回のみ持参)
- 健康保険証
備考
注意事項
- 渡航ワクチン接種は自費診療となります。
- 渡航ワクチン接種のために受診した際には、予防接種を受けなかったとしても相談料(下記)が発生します。あらかじめご了承ください。
- 当外来では国内承認ワクチンのみを扱います。輸入(国内未承認)ワクチン接種をご希望の場合は、他院をご紹介することになります。ご了承ください。
- 複数回の接種が必要なワクチンが多く、ワクチン接種による予防効果が発現するまでに約2~4週間程度必要とされます。旅行スケジュールを考慮し、理想的には渡航6ヶ月程前からの外来受診をお勧めします。
費用
相談料:4,730円
ワクチン接種証明書料:2,090円
ワクチン接種料金表 (pdf:194KB)
ワクチン接種に伴う副反応が出現した場合
国内承認ワクチンについては、予防接種健康被害救済制度が適応される可能性があります。
詳しくは、厚生労働省ホームぺージ 予防接種健康被害救済制度について(外部リンク)をご参照ください。
渡航後に発熱・体調不良がある場合
保険診療において感染症・総合内科の外来担当医師が対応いたします。