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看護師募集用パンフレット

当院の看護師用パンフレットです。ぜひご覧ください。
看護師募集用パンフレット2023 (pdf:4957KB)

看護局紹介

ごあいさつ

 看護局長として2年目を迎えました、西山あゆみと申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 わたしたち看護職員は、「良質で思いやりのある患者中心の看護」という看護局の理念のもと、患者さん、及びご家族に満足していただけるよう、日々看護ケアを実践しています。
 そして、強さとしなやかさをもった看護局を目指しています。具体的には、困難なことでも協力し合って解決して前に進む力と、物事を多角的に考え新しい発想により柔軟に対応する力を身につけていくことです。全看護職員が「あるべき姿」「なりたい姿」を描き続け自分の強みを持ち、ビジョンを達成するように取り組んでいます。
 また、チーム医療の中で、看護師が自律して役割を発揮できるよう、院内教育の充実を図っています。知識や技術をさらに磨き、地域のみなさまの期待に沿えるよう努めてまいります。


看護局長 西山あゆみ

理念・方針・目標

理念

良質で思いやりのある患者中心の看護を提供します

方針

  1. 私たちは、看護倫理に基づき、安全・安心・満足される看護を提供します
  2. 私たちは、急性期の高度医療・救急医療を支えるチームの一員として多職種と協働するとともに、地域医療の向上に努めます
  3. 私たちは、専門職としての役割を自覚し、自己研鑽に努め、主体的に活動します
  4. 私たちは、働く環境を整え、地域に期待される看護職員を育成します
  5. 私たちは、健全な病院経営に参画します

2023年度看護局目標

高度急性期医療・看護を担う病院としてのパフォーマンス(性能、成果、能力)を最大限に発揮する

  1. 専門性と質の高い看護の提供
  2. 働きやすい職場環境の整備
  3. 病院運営への参画

看護体制

看護職員数

看護師 674名 、看護補助者 26名 、看護師長アシスタント 12名
医療助手 3名、保育士 2名 (2023.4月現在)

看護師配置

急性期一般入院料1
25:1 急性期看護補助体制

勤務体制

週38時間45分勤務

  • 2交替制勤務
  • 2交替と3交替の混合
  • 3~4人夜勤体制

看護方式

固定チームナーシング
1人ひとりの患者さんに入院から退院まで受け持ち看護師を決定し看護に責任を持ち実践します。
また、チーム内の看護師は協力して継続した看護を提供します。


当院の看護の特色について

救急医療体制で24時間、患者さんを受け入れています

3次救急から2次救急患者さんを救急科医師を中心に24時間救急医療体制で受け入れを行っています。
緊急の心臓血管治療、脳血管治療にも対応でき、早期の回復・状態の安定化を目指した看護を行っています。

骨髄移植患者の療養をサポートしています

骨髄移植のための無菌化された病室も新しくなり、より快適な療養環境が提供できるようになりました。
治療を受けられる患者さんには、精神的サポートも含め、再び社会復帰される日までの支援を行っています。

児の成長発達を支援します

NICU新生児集中管理室(NICU)では地域のハイリスク新生児を24時間受け入れています。
救命はもちろんですが、赤ちゃんにやさしい環境づくり(デペロップメンタルケア:音、照度、ポジショニング、ホールディング)カンガルーケアなど親子間の愛着支援を行っています。

楽しい母乳育児を応援します

2002年に自冶体病院として初めてBFH(ベビー・フレンドリー・ホスピタル:赤ちゃんにやさしい病院)に認定されました。
楽しく母乳育児が出来るよう妊娠期より母乳育児を成功させるための10ヶ条に沿って母乳育児支援を行っています。

外来化学療法を受ける患者さんのサポートを行っています

2006年9月より外来治療室が設置されました。
専任看護師を中心として治療や副作用、日々の生活に関するさまざまなご相談にあたっています。年々外来で治療を受けられる患者さんは増加してきています。
退院後に通院される患者さんにも継続した看護が提供できるように努めています。


部署紹介

病院内の各部署の特徴や看護実践の様子を紹介します。
部署名【病床数】おもな診療科

救命救急センター・救急外来

救命救急センターのページへ

 救命救急センターは鳥取県東部を中心に、中部・兵庫県北部の救急車・ヘリ搬送患者を受け入れています。救急外来では受診される方へトリアージを行い、診療しています。救急集中治療科医師が常駐し、高度な医療の提供を行っています。また、心臓カテーテル検査や脳血管治療が必要となった患者さんに、24時間体制で迅速に対応しています。
 入院病棟では、急性期の救急医療を提供することを目的に多職種と連携をとり、早期の回復へ向けて取り組んでいます。
 当院は災害拠点病院として多くのDMAT隊員を養成しており、急性期の災害医療活動に従事しています。

>>救命救急センター・救急外来紹介資料 (pdf:2351KB)

集中治療センター(G-ICU・HCU)

 G-ICU・HCUでは、手術直後の患者さん、人工呼吸器や人工心肺装置を装着される患者さんなど重篤な患者さんに対し、24時間体制でクリティカルケア・看護を提供しています。看護師は医師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、リハビリチームなど多職種と協働し、医療チームの一員として患者さんの状態を的確にアセスメントしながら異常の早期発見に努めています。また重篤化を予防し身体的な苦痛を最小限に抑えるように日々看護を実践しています。
 G-ICUでは心臓血管外科の手術直後看護を主としており、緊張感の高い部署ではありますが、専門的な知識技術を習得して質の向上に努めています。
 今後も救命救急センターと連携・協働し、高度急性期病院としての役割を担っていきます。
 また、患者さん・ご家族の思いに寄り添い、短い期間でも満足していただける看護が提供できるように、スタッフ一丸となり取り組んでいます。

>>G-ICU/HCU紹介資料 (pdf:997KB)

外来

 外来診療科は27診療科で診察を行っており、外来受診者数は一日平均数約770名です。在院日数の短縮に伴い、外来で検査・治療を受けながら通院されている方が年々増加しています。
 看護専門外来は、ペースメーカー外来・ストーマ外来・フットケア外来・糖尿病透析予防外来・リンパ浮腫外来があり、それぞれの分野で看護を提供しています。
 外来には医師と看護師以外に、眼科に視能訓練士、口腔外科に歯科衛生士など様々なスタッフが勤務し連携・協力しています。管理栄養士による栄養指導は外来でも行っています。
 また、患者支援センターと連携し円滑な受診・入院生活を送ることが出来るよう入院前支援を行っています。
 外来業務が円滑に進み質の高い看護が提供できるよう、専門的な知識を持ったスタッフが患者さんに寄り添い、継続治療や自己管理を支援しています。

>>外来紹介資料 (pdf:957KB)

採血室・中央処置室・外来治療室

外来紹介  採血室・中央処置室・外来治療室は3Fの中央に位置し、外来患者さんの採血・処置・治療などを行っています。
 採血室では、毎日200~300名の外来患者さんの採血を行っています。待ち時間を少なくするために、「採血業務支援システム」を導入し、より早く正確に検査結果を出し、患者さんができるだけ早く診察を受けられるよう、事務・検査技師等連携を取りながら努めています。
 中央処置室では、外来患者さんの検査や処置すべてに対応しています。各外来・入院病棟等と連携をとりながら、安全な看護を提供しています。
 外来治療室は、入院期間の短縮や化学療法の支持療法が充実されたことにより、今まで入院で行われていた治療を通院しながらできる患者さんの環境となっています。がん化学療法看護認定看護師2名が在籍し、栄養指導や薬剤指導などを含め、治療に伴う副作用や精神的負担を少しでも緩和できるように、一人ひとりの患者さんに寄り添ったきめ細やかな看護を提供しています。

>>採血室・中央処置室・外来治療室紹介資料 (pdf:1420KB)

手術センター

手術センターのページへ

 手術センターは、麻酔医7名、看護師30名、医療助手3名、ME5名(兼任)、医療アシスタント1名、医事課担当1名、中央材料室、そして臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤師など多職種と連携し、安心して手術を受けられるようスタッフ全員で取り組んでいます。
 手術センター看護師は、カルテより術前状態を細かく把握し、また患者さんと直接話すことで、手術に対する不安や緊張などの心理的側面にも対応するため、平成23年より術前・術後訪問を行っております。術後訪問は手術翌日から2日以内に病室へ訪問し、術後の回復状態や、心理状態などを知ることにより、さらなる手術看護の質の向上に役立てています。
 日々の手術介助の間にも、手術室看護師によるカンファレンス時間を設け、周術期の体温管理や手術中の体位による身体損傷・皮膚トラブル予防の検討、倫理的問題の検討など行った看護を振り返りこれからの看護に役立てています。また、新しい手術手技の共有を行うことで、よりよい手術看護の提供を目指しています。

>>手術センター紹介資料 (pdf:1371KB)

5階南病棟

 産婦人科を中心に女性を対象とした混合病棟です。婦人科を始め各科の女性の入院を受け入れ、あらゆる世代の女性を対象とし、ライフステージに合わせたケアを行っています。
 産科では、母子ともに安全に出産を迎え、育児がスタートできるよう「母になる過程」をバックアップしています。また、地域周産期母子医療センターとして24時間体制で母体搬送や緊急帝王切開に対応しています。手術前後や化学療法など症例に合わせてケアを行っています。
 各妊娠週数に合わせた個別指導や両親学級や出産に向けた準備の説明、分娩・産後ケアを行っています。
 当院はBFH(赤ちゃんにやさしい病院)に認定されており、「母乳育児を成功させるための10か条」に沿って支援をしています。

分娩室
 立ち合い分娩も実施していますので、赤ちゃんの誕生をご家族と一緒に迎えることができます。
 *感染症の流行状況によりその都度説明させていただきます。
STS(skin-to-skin)
 早期皮膚接触を行っています。生まれた直後の赤ちゃんを抱っこして触れ合います。
 当院は、母子の安全を最優先して実施しております。
母子同室
 産後は赤ちゃんと同じ部屋で過ごします。
 赤ちゃんがおっぱいを欲しがるサインを見逃さず、いつでも授乳ができます。
授乳室
 授授乳や、搾乳をしたりするお部屋です。
新生児室
 お母さんが疲れた時や診察の時に赤ちゃんをお預かりします。

>>5階南病棟紹介資料 (pdf:2005KB)

5階北病棟

 5階北病棟は、15歳以下の小児と成人を対象とした混合病棟です。
 小児では、子ども達の年齢の幅は広く成長発達段階も様々であり、すべての診療科が対象となります。そのため、子ども達一人ひとりに合わせ、その子どもを取り巻くご家族も含めた看護を提供しています。
 また、子どもの精神的安定と家族との愛着形成、育児支援のため、ご家族の付添いをお願いしています。しかしながら、子どもを感染から守るため、小学生以下のお子さんの面会はお断りしていますことをご理解ください。
 保育士と共にプレイルームの飾りつけや遊具の工夫、七夕祭り、クリスマス会等季節の行事を企画し、子ども達が少しでも楽しみながら入院生活を送れるよう取り組んでいます。
 成人の方の入退院も多く、検査や手術を控えた方、また化学療法目的の方など様々な疾患を持った患者さんの看護を行っています。
 医師や薬剤師、ソーシャルワーカーなどの多職種と連携をとりながら、患者さんとご家族が安全で安心できる看護、またきめ細やかな看護を心がけています。

>>5階北病棟紹介資料 (pdf:974KB)

NICU

地域周産期母子医療センターのページ

>>NICU病棟紹介資料 (pdf:1075KB)

6階南病棟

脳卒中センターのページへ

 脳卒中センターは、急性期から回復期にある脳神経内科・脳神経外科病棟です。突然の脳卒中発症により、意識障害や麻痺などの後遺症を抱える患者さんに対し、精神面の援助、長期の看護介入やリハビリが必要となります。
 当院は、地域との連携に力を入れており、その役割の中で私たちは急性期より医師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなど多職種と連携をとり、リハビリカンファレンスや退院支援カンファレンスを行い、患者さんに合わせた支援をしています。
 嚥下・摂食障害のある患者さんには、サポートチームのメンバーと一緒に関わり経口摂取できるよう介助し、また肺炎予防のため口腔ケアの徹底と間接訓練に力を入れています。できる事が少しずつ増えていくことを一緒に喜び、患者さんそれぞれの目標達成の助けになるような看護を目指しています。
 患者さんに安心して入院生活を過ごして頂けるよう医療スタッフが一丸となって取り組んでいます。

>>6階南病棟紹介資料 (pdf:1189KB)

6階北病棟

心臓病センターのページへ

 6階北病棟は病床数45床で、循環器疾患の患者さんを受け入れています。内科的治療では、カテーテルアブレーションやPCI、ペースメーカなどのデバイス植込術、皮下植込型除細動器(S-ICD)や着用型除細動器の導入、外科的治療では、心臓大血管・冠動脈・弁膜症等に対する手術を主に行っています。高度な医療に加え、患者さんのQOLを支援するために入院前支援を外来から行い、安心して入院期間が過ごせるよう入院の準備をします。  
 入院中は多職種が同じ方向にベクトルを揃え、リハビリ・管理栄養士・薬剤師と退院後の生活を視野に入れた継続的支援に繋げるように、協働した医療と看護を行っています。また、退院後の療養・介護支援を考え、患者支援センターと週2回カンファレンスを行うことで連携をとっています。
 当病棟の心臓疾患の患者さんは、検査入院後外科治療へ向かわれる場合、同じ病棟で入院加療を行うことが可能です。そのため、入院初期から医療者間で情報を共有し、入院期間の短縮に取り組んでいます。循環器のエキスパートとして、治療後の日常生活を見据えた患者さんへの説明や専門性を持ち、質の高い知識と技術を提供しています。病棟看護師は思いやりのある看護を提供できるように、向上心を持ち努力しています。

>>6階北病棟紹介資料 (pdf:2018KB)

8階南病棟

 8階南病棟は、消化器内科・糖尿病内分泌代謝内科・腎臓内科・皮膚科・放射線科・精神科を担当する45床の病棟です。対象疾患は多岐にわたり、急性期から終末期看護、各種検査や内視鏡的治療、化学療法、放射線治療など、幅広い専門的知識の習得やアセスメント能力が求められます。そのため、勉強会の開催や院内外研修に参加するなど、スタッフ一人ひとりが自己研鑽を行い、看護実践能力の向上に努めています。
 また、糖尿病内分泌代謝内科を担当する病棟として、病棟在籍の糖尿病療養指導士が、医師・薬剤師・管理栄養士等と協働し、糖尿病教室を開催しています。
 患者さんが安全で安心な入院生活を送ることができるよう、専門性の高い看護を提供し、退院後の生活を見据えた退院支援にも取り組んでいます。

>>8階南病棟紹介資料 (pdf:1300KB)

8階北病棟

 消化器外科・泌尿器科・口腔外科の病棟です。主に手術を目的に入院される患者さんが多く、入院から退院までクリティカルパスを充実させ、統一した医療や看護を提供しています。
 手術後は、ベッドサイドやリハビリ室での運動・作業療法、嚥下訓練など早期離床や機能回復に努めています。退院前には、管理栄養士による術後の栄養指導、薬剤師による服薬指導など、患者さんやご家族が安心して日常生活を過ごせるように多職種で連携しています。人工肛門を作られた患者さんには、安心してケアの継続ができるようにストーマケアチームや皮膚・排泄ケア認定看護師が専門的にサポートしています。
 手術だけではなく化学療法、放射線療法、終末期など様々な看護技術や知識が求められる病棟ですが、患者さんやご家族により良い看護が提供できるようスタッフ一同協力し合って頑張っています。

>>8階北病棟紹介資料 (pdf:1426KB)

9階南病棟

 9階南病棟は、総合内科を担当診療科とする45床の病棟です。担当診療科の特性上、臓器別では対応できない複数の疾患を持った患者さんが多く、病態や検査等に関する幅広い知識が求められますが、学びが多くジェネラリストとして成長できる部署の一つです。また、入院患者さんの約半数が日常生活上の援助を必要とされており、よりきめ細やかな看護ケアの提供を目指し日々頑張っています。
 定期的に総合内科医を始め、病棟看護師・患者支援センター看護師・メディカルソーシャルワーカー・理学療法士・薬剤師・管理栄養士等で「多職種カンファレンス」を開催しています。患者さんの病態や治療方針、看護上の問題点、患者さんやご家族の療養先の希望等について情報共有し、患者さんが住み慣れた地域へ安心して帰っていただけるようチーム医療で支援しています。

>>9階南棟紹介資料 (pdf:898KB)

9階北病棟

 9階北病棟は、整形外科・耳鼻咽喉科・眼科を担当する病棟です。
 整形外科では、主に膝関節、股関節、脊椎の疾患や四肢の骨折により手術や安静治療を要する患者さんが入院されます。耳鼻咽喉科・眼科では手術のための入院が多いです。私たちは、クリティカルパスを充実させ、統一した看護を提供しています。
 患者さん一人ひとりの退院後の生活をイメージしながら、一日でも早い日常生活への復帰を目指して看護を行っています。そして、リハビリ室と連携し、患者さんの持っている力を大切にしながら、車椅子への移乗や歩行訓練などの機能訓練をサポートしています。医師、看護師、理学療法士やソーシャルワーカーなど多職種のメンバーが、ご家族と共に患者さんを支えながら、退院に向けた支援をしています。
 また、ワークライフバランスの充実を図り、働きやすい職場づくりに努めています。パワーあふれるスタッフで構成されており、明るく活気に満ちています。
 新人看護師や看護学生への指導にも熱心に取り組み、次世代の育成に力を入れています。

>>9階北病棟紹介資料 (pdf:1313KB)

10階南病棟

 10階南病棟は緩和ケア病棟です。緩和ケアとは、重い病気を抱える患者さんやそのご家族一人ひとりの身体や心などの様々なつらさを和らげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくことです。患者さんやご家族が安心して緩和ケアを受けられ、その人らしい時間を過ごせるように支援しています。
 季節を感じられるように、誕生会や雛祭り、クリスマス会などのイベントを開催し、また週2回のお茶会では、見晴らしの良いラウンジでゆったりと過ごしていただいています。

>>10階南病棟紹介資料 (pdf:1124KB)

10階北病棟

 主に呼吸器内科、リウマチ・膠原病内科の看護を担当しています。また、結核病床(10床)、感染症病床(4床)を併設しています。
 病棟の特徴は、肺炎や膠原病などの急性期の治療や、肺がんなどの抗がん剤治療に加え、終末期の看護、感染症患者の看護も行っています。
 看護師一人ひとりが看護実践能力を高めるために、呼吸器疾患、抗がん剤治療や結核、感染症などについての勉強会を開催し意欲的に自己研鑽に取り組み、安心・安全で思いやりのある看護が提供できるように努めています。
 医師、看護師、MSW、理学療法士など多職種と連携し、チームワークよく働いています。
 働きやすい職場づくりを目指して業務改善に取り組み、スタッフ一同、元気に頑張っています。

>>10階北病棟紹介資料 (pdf:1242KB)

11階南病棟

 血液・呼吸器疾患の治療を行う42床の病棟です。主に化学療法・輸血療法・造血幹細胞移植等が行われています。治療の副作用である血球減少により感染のリスクが高まるため、無菌治療室が22床あり、そのうち2床は造血幹細胞移植を行う病室があります。長期にわたり闘病生活を送る患者さんに寄り添い、入院や治療に伴うストレスや身体的苦痛に対する看護を行っています。
 病棟には、造血細胞移植コーディネーター1名、移植後長期フォローアップ看護師2名が在籍しています。退院後も安心して日常生活を送っていただけるようフォローアップ外来を実施し、継続した支援を行っています。
 安心して療養生活を送ることができるよう、専門性の高い看護を提供しています。

>>11階南病棟紹介資料 (pdf:1902KB)

看護教育

 

教育理念

  1. 私たちは、看護倫理に基づいて、安全・安心・満足される看護を提供する看護職員を育成します
  2. 私たちは、急性期の高度医療・救急医療を支えるチームの一員として他職種と協働するとともに、地域医療の向上に努める看護職員を育成します
  3. 私たちは、専門職としての役割を自覚し、自己研鑽に努め、主体的に行動する看護職員を育成します
  4. 私たちは、働く環境を整え、地域に期待される看護職員を育成します
  5. 私たちは、健全な病院経営に参画する看護職員を育成します

 

クリニカルラダー概念図と必要な能力

 「能力に応じた教育の機会の提供」を目的に、クリニカルラダーシステムを導入しています。クリニカルラダーシステムにより、各ラダーに応じたサポートを行うことで看護実践能力を育成し、看護の質の向上を目指します。
 当院では、すべての看護師がラダー認定を目指す自己研鑽能力の高い人材を育成していきたいと考えています。

クリニカルラダー

 

教育計画

 

研修の様子

わかば便り

◇令和5年度

わかば便りR5_Vol_01

わかば便りR5_Vol_02

わかば便りR5_Vol_03

わかば便りR5_Vol_04


◇バックナンバー




看護師の勤務と待遇

勤務体制

2交替の場合 2つのパターンあり

  • 日勤
    8時15分~17時00分
  • 長日勤
    8時15分~20時30分
  • 夜勤
    20時00分~9時00分

  • 日勤
    8時15分~17時00分
  • 夜勤
    16時00分~9時00分

3交替の場合

  • 日勤
    8時15分~17時00分
  • 準夜
    16時00分~0時45分
  • 深夜
    0時15分~9時00分
 

給与・手当等

  • 給与
    初任給(基本給) 3年制 213,200円 4年制 220,000円
    *職歴に応じた給料の加算あり。
  • 手当
    時間外勤務手当、休日勤務手当、特殊勤務手当、夜間看護手当、夜勤手当、防疫等業務手当、呼出手当、期末・勤勉手当、通勤手当、住居手当、扶養手当 等
  • 賞与
    年2回
  • 勤務体制
    週38時間45分勤務 2交替制勤務・2交替と3交替の混合 3~4人夜勤体制
  • 休日・休暇
    4週8休、有給休暇20日(4月1日採用者は15日) *特別休暇:夏季休暇、結婚休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇 等
  • 福利厚生
    育児支援、職員支援充実しています *院内保育所(24時間夜間保育あり) *短時間勤務制度
    *その他:医療費の給付、貯金事業、貸付事業、祝金・弔慰金支給 等の制度があります

育児支援

院内保育所

病院内に設けられた保育所が利用できます。

  • 保育年齢
    生後57日目~小学校就学前までの乳幼児
  • 保育日
    月曜日~土曜日
  • 保育時間
    7時30分~19時(延長保育あり)
  • 夜間保育
    水曜日・金曜日
  • 定員
    75名(病児・病後児保育は6名)

    詳しくはこちら → キッズルームスマイル

育児短時間勤務制度

小学校就学前の子供を養育する場合、短時間勤務を行うことができます。ただし、給与はその分減額されます。
育児短時間勤務は次の4つの勤務形態から選択できます。

  1. 週3日フルタイム勤務
  2. 週5日半日勤務
  3. 週3日のうち2日をフルタイム、1日を半日勤務
  4. 週5日を2/3日勤務

育児部分休業

小学校就学前の子供を養育する場合、1日の勤務時間の一部(勤務時間の始め又は終わり)を勤務しないことができます。
ただし、給与はその分減額されます。

  • 1日2時間まで30分単位

育児時間

満1歳6ヶ月を経過するまでの子を育てる場合、1日2回×45分以内の特別休暇の取得が可能です。

子の看護のための休暇
中学校就学前の子の看護を行う場合、子1人に年5日以内(2人以上の場合は上限10日)の特別休暇の取得が可能です。


その他

医療費の給付、貯金事業、貸付事業、祝金・弔慰金支給 などの制度があります


専門・認定看護師の活動

専門看護師とは

 日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、より困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識を備えた特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する看護師のことをいう。

分野 氏名
がん看護専門看護師 池田 牧
母性看護専門看護師 伊井野 彩子

認定看護師とは

 日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる者をいいます。
 看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることに貢献しています。


当院の認定看護師一覧  (2023年4月現在)

分野 氏名
救急看護認定看護師 堀江 亜紀
山根 太地
感染管理認定看護師 杤本 浩紀
北野 雅子
入江 眞里
不妊症看護認定看護師 橋本 万住子
皮膚・排泄ケア認定看護師 磯江 真美
下山 英津子
クリティカルケア認定看護師

糸谷 恵子

前田 貴斗

新生児集中ケア認定看護師 玉木 絢子
川元 真穂
緩和ケア認定看護師 濱野 由紀子
がん化学療法看護認定看護師 安達 直美
中山 優樹
がん薬物療法看護認定看護師 木下 敦子
がん放射線療法看護認定看護師 橋本 瑞樹
乳がん看護認定看護師 樹下 和江
手術看護認定看護師 安場 光穂
認知症看護認定看護師 岩成 克浩

特定行為研修修了者 5名

専門領域の有資格者

有資格者はリソースナースに登録し、院内・院外で活動

  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 循環器専門ナース

専門・認定看護師を紹介します

救急看護認定看護師   堀江 亜紀 / 山根 太地

 救急看護は時間と場所を選ばず、急激に状態の悪化を来した事態に対して、また今後、短期間に状態が悪化する可能性を判断し、生命の危機的状況を回避するための看護実践を行うことを専門とする分野です。私達は、その看護実践に求められる判断、それに裏付けられた行動を率先して行い、院内で勤務するスタッフのロールモデルとして活動しています。
 そして実践の中、もしくは事後の振り返りを通してスタッフへの指導を行っています。
 「すべては患者さんの社会復帰のため」をモットーに看護実践力の水準向上に努めています。


感染管理認定看護師   杤本 浩紀 / 北野 雅子眞里 / 入江 眞里

感染対策を実施しています  感染管理認定看護師は、感染対策チームの一員として、院内ラウンドや研修・指導、啓発など組織横断的な活動を実践しています。
 患者さんに安心して入院生活を送っていただけるよう、多くの方々と協力し合い、療養環境の整備に取り組んでいます。
 感染対策のご相談があれば、いつでもご連絡下さい。


不妊症看護認定看護師   橋本 万住子

不妊相談  現在、日本では不妊に悩むカップルは6組に1組と云われ、晩婚化・晩産化を背景に不妊治療を受けるカップルは年々増加しています。産まれてくる赤ちゃんの21人に1人は体外受精児です。 不妊治療はもはや特別なものではありませんが、高度生殖医療を受ければ必ず妊娠できるというものではありません。
 不妊症看護では不妊に悩む方々に検査・治療に関する十分な説明と情報提供を行い、ご夫婦が納得して治療を選択し、自己決定できるよう支援しています。
 また、心の悩みや治療に対する不安についてもカウンセリングを行っています。
 すべての女性とカップルが十分な情報のもと、適切な医療を選べるよう、ともに考えていきたいと思います。また、不妊治療後に妊娠された方に対しても、安心して育児が行えるように継続看護を提供しています。


皮膚・排泄ケア認定看護師   磯江 真美 / 下山 英津子

 皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡(とこずれ)発生「0」を目指し、褥瘡対策委員会メンバーとともに活動をしています。
 褥瘡発生リスクのある患者数が、1ヶ月入院患者の半数を占めるほど多いため、栄養士、薬剤師、理学療法士など他職種で構成された委員の知識技術向上を目指す教育チーム、統一した褥瘡予防ケアを行うためのマニュアルチームなど小グループを組織して活動しています。また、近年高齢化に伴い、皮膚の脆弱化が深刻なため、医療機器関連の創傷や皮膚裂傷予防対策、失禁対策にも力を注いでいます。
 また、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を有するオストメイトがストーマケアを通してストーマを受容し、元通りの社会生活が送れるよう支援しています。
 入院期間が短縮しているため、ストーマ合併症を予防し、早期発見するためのストーマ外来は病院と社会の接点であり、重要な役割を担っています。
 患者さんが病気を克服され、笑顔を取り戻すための支援を専門分野で続けています。


クリティカルケア認定看護師   糸谷 惠子 / 前田 貴斗

 当院のICUは令和5年度よりG-ICUとE-ICUとなりました。
 クリティカルケア認定看護師は主にG-ICUとE-ICU、救急外来で勤務し、急性期における患者の状態を臨床推論から判断し、必要な看護ケアを提供しています。
 救急外来やICUといった看護ケアを展開する場を「点」で捉えるのではなく、救急外来からICU、ICUから一般病棟へ、さらには退院後を見据え、「線」で捉えた看護を実践し、その評価をしています。そのためには早期から離床に取り組む必要があり、リハビリテーション部門や栄養管理部門などの多職種と日々共働しています。
 また、このような環境に入院する患者家族の不安に対し、心理・社会的側面からアセスメントを行い、患者家族へのサポートも行っています。


手術看護認定看護師   安場 光穂

 手術医療は日々目覚しく進歩しています。
 手術看護認定看護師として、手術を受ける患者さん・ご家族の不安を少しでも和らげ、手術をする場であっても安心して過ごしていただけるよう努めています。
 また患者さんが安心・安全に手術や麻酔が受けられるよう周術期を通して援助しています。
 さらに他職種と連携してチーム一丸となり患者さんを支えます。


新生児集中ケア認定看護師   玉木 絢子 / 川元 真穂

 早産や疾患を持った赤ちゃんの生理学的安定、発達促進のために過ごしやすい環境作りや、過剰な刺激を避けた安全安楽で侵襲の少ないケアの提供を目指しています。
 そのため、一人ひとりの発達段階、生活リズムに合わせたケアパターンの調節に努めるとともに、啓発活動として勉強会の開催などでスタッフ教育に取り組んでいます。
 そして、カンファレンスを持つなど、多職種と連携しながら赤ちゃんと家族にとってよりよいケアが提供できるように努めています。
 また、新生児蘇生法インストラクターとして院内外の新生児医療に関わる方を対象とした講習会にも力を入れています。


緩和ケア認定看護師   濱野 由紀子

 がんのような命をおびやかす病気に直面した時、また、人生の最終段階を迎えた時期であっても、患者さんが“自分らしさ”を失わずに過ごしていけるようお手伝いさせていただくのが、緩和ケアの役割です。ご家族もケアの対象です。緩和ケア認定看護師として、患者さん、ご家族とのコミュニケーションを何より大切にしています。
 そこから、病気によって起こる様々な身体のつらさや心のつらさ、暮らしの困りごとなど専門的な視点でアセスメントし、他職種とも連携しながら、よりよい緩和ケアを実践できるよう活動しています。


がん化学療法看護認定看護師   安達 直美 / 中山 優樹
がん薬物療法看護認定看護師   木下 敦子

 がん薬物療法、がん化学療法看護認定看護師は、がん薬物療法(抗がん剤治療)を行う患者さんが治療を納得して、安全かつ安楽に治療を受けられるように、患者さん・ご家族をサポートする役割を担っています。
 副作用症状のマネジメントを行い、患者さんがセルフケアを実践出来るよう支援させて頂きます。
 また、薬剤師と協働し薬剤のレジメンの調整を行ったり、がん薬物療法に携わる看護スタッフの指導・教育を実施し、看護の質の向上を目指しています。


がん放射線療法看護認定看護師   橋本 瑞樹

 放射線治療は、がん治療の3本柱の1つと言われていますが、まだまだ認知度は低く、「どんな治療なんだろう」と疑問や不安を抱えることが多いと思います。
しかし、実際は体の負担も少なく、臓器の機能や形態の温存という最大の利点があります。 がん放射線療法看護認定看護師は、患者さんが安心して放射線治療を最後まで続けていけるように支援していくことを目的としています。
 治療開始前から関わらせていただき、治療経過中の有害事象の予防や対処方法に繋がるよう、患者さん個々に応じてセルフケア支援を行っていきます。
 また、患者さんの一番近い存在として、相談にも応じていきます。
 「安心して治療を受けれた」ということを目標として、医師・診療放射線技師・看護師などの放射線治療チームで支援していきます。


乳がん看護認定看護師   樹下 和江

 乳がんの患者さんやご家族に対して乳がんの告知後~治療中の心理的サポート、治療方法の選択について、治療に伴うケアの方法などの情報提供をしています。
 病気と長く付き合う中でいろいろな思いが生じ、途中で辛くなることもあるかと思います。
 ご家族に言えないことや担当医にも聞きづらいことがあるかもしれません。一人の女性として日常生活を自分らしく生活できるよう患者さんに寄り添いながらサポートしてまいります。
 気軽に相談していただけたらと思います。


がん看護専門看護師   池田 牧

 がん医療は高度複雑化し、患者さんに合わせた最適な治療法を選択する個別化医療も進んでいます。このような背景の中、がん患者さんとご家族は、最新の医学的知識を含む説明を受け、自分に合った治療を意思決定していくことになります。がん看護専門看護師はその人の価値観を大切にしながら、治療の選択や症状の管理、生活の困りごとなどをともに考え、生活の質向上を目指します。また、患者さん・ご家族の気持ちのつらさについても相談を受けています。普段はがん相談支援センターに所属し、患者さんへの直接ケアやスタッフからの相談や教育、研究なども行っています。


母性看護専門看護師   伊井野 彩子

 外来通院中や入院中の合併症を抱える妊産褥婦さんへの保健指導や育児支援を担当しています。
 妊娠期から産褥期を通して母と子へ継続した支援ができるよう、看護職をはじめ多職種とともに活動を広げていきたいと思います。


認知症看護認定看護師   岩成 克浩

 わが国では高齢化に伴い、認知症高齢者の数が増大しています。
 2012年は高齢者の7人に1人が認知症を有すると言われており、2025年には5人に1人となると将来推計が報告されています。
 現在当院では、入院中の高齢者患者の4~5人に1人が何らかの認知症があると考えられます。
 一般的に「認知症の人は病気の自覚がないし何もわからない」と捉えられがちです。しかし、本当は「今まで出来ていたことが出来なくなって苦しんでいる人」であり、認知症の人の立場に立った医療・ケアが求められています。
 認知症を持つ患者さんが何に不便を感じ、どのような援助を必要としているのか、一人ひとりに向き合い安心した療養生活を提供するよう努めます。
 患者さんご本人、ご家族、医療者、その他認知症に関わる皆さんと一緒に悩み、考え活動を行っていきます。


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