日時
令和7年7月11日(金)午前10時から11時30分まで
場所
みぞくちテラソ ルーム3(西伯郡伯耆町溝口647番地)
出席者
・伯耆町社会福祉協議会 会長 谷口仁志氏、みぞくちテラソ支配人 仲村玲子氏
・みぞくちテラソ 会員 中田貴子氏、岩田純子氏、小飼和代氏、小谷勢津子氏
・伯耆町長、企画課長、地域活性化起業人
・知事、地域社会振興部長、福祉保健部長、西部総合事務所長
意見交換テーマ
過疎地域における高齢者の生きがい対策、健康増進、公共施設の有効活用
〔主な意見等〕
(伯耆町社会福祉協議会)
- みぞくちテラソは、伯耆町溝口分庁舎に令和元年の9月にオープン。旧岸本・溝口町の合併後、14年間使われていなかった4、5階を有効活用した。
- 運動スペースに加え、65歳以上限定の軽作業を行う仕事スペース、15歳以上の会員が利用できるカラオケルーム、年齢を問わず誰でも利用できるセルフカフェを備え、町民の健康増進やフレイル予防、コミュニティの拠点となっている。
- 今後は、男性の利用者を増やす取組を行いたいと考えている。
(みぞくちテラソ 会員)
- みぞくちテラソは、ふらっと行けてトレーニングやカラオケが楽しめる。トレーニングが上手にできなくても、スタッフの方が褒めてくれて自己肯定感も上がる。他の利用者との新たな出会いがある。
- 自分より年上の利用者を見ていると、楽しんで活動されていることが伝わってくる。自分も将来こうありたいと思えて励みになっている。
- 自宅で高齢の夫を介護している。自分も高齢者なので倒れてはいけないとの思いで身体づくりに励んでいる。トレーニングの甲斐があって、趣味のコーラスでは立って歌えるようにもなった。施設やスタッフの方には本当に感謝している。
- 今は自家用車で通っているが、大雪のときや免許返納後のことを考えると、交通手段の支援があるとありがたい。
- 県で副知事や西部総合事務所長に女性が登用されたことが嬉しい。女性活躍の一つの形を県が作られたことに感激している。
〔知事発言〕
- 新しいリーダーの小澤町長の下、工夫をすればもっと住みやすく長生きできる楽しい町になるということだと思う。アイデアをしっかりと受け止めて県も一緒にやっていきたい。
- 伯耆町は全国や全県に比べて高齢化率は高いが要介護発生率が低い。伯耆町の取組はモデルとして全県にも広げていきたい。
- 女性が感じているハンディキャップなどを掘り起こし、鳥取から女性も男性もそれぞれが活躍する楽しめる社会を作っていきたい。
意見交換の様子
