展示開催のお知らせ
鳥取県立公文書館では、9月12日の「とっとり県民の日」に合わせて、企画展「鳥取県ができるまで」を開催します。本展では、鳥取藩から鳥取県(明治4年)、島根県への合併(明治9年)、そして鳥取県の再置(明治14年)に至るまでの歴史を紹介します。
今年度は、これまで取り上げられる機会のなかった、政府による再置決定から実際の「土地・人民の引渡」までの動きを明治初期の公文書(初公開資料含む)で解説します。
場所
公文書館(展示コーナー)及び共通通路(公文書館・図書館の入口がある通路)

公文書館入口

館内展示の一部

共通通路展示
会期
令和7年9月9日(火)から9月30日(火)まで
公文書館:午前9時から午後5時まで(9月15・23日は休館)
共通通路:午前9時から午後7時まで(土・日・月、9月11・23・30日は午前9時から午後5時まで)
内容
<館内>
(1)廃藩置県を伝える「御用状扣(ひかえ)」【初公開】、県名の変更
(2)島根県管内略図、島根県庁舎増築願、置県前の情況
(3)山県有朋の視察復命書、島根県からの土地・人民の引渡【初公開】、島根県引継目録
(4)小学校卒業証書にみる県名の変更【初公開】
<共通通路>
(5)明治初年の山陰地方の藩編制、廃藩置県
(6)播磨国(現、兵庫県)の一部及び隠岐を合併した経緯
(7)島根県への合併の背景、島根県時代に作成された公文書
(8)鳥取県の再置運動の展開、山県有朋の視察復命書、島根県復轄の嘆願
主催
鳥取県立公文書館
『鳥取県ができるまで』令和7年8月改定版(pdf:2468KB)を配布しています。