(1) 個人が自主的に取り組む健康づくり
県民一人ひとりがそれぞれの世代で一次予防に対する意識を高め、自主的に行動をおこすことを促します。
(2) 個人の取り組みを支援するための環境の整備
健康づくりは個人の努力だけでなく、健康づくりに取り組もうとする個人に対して、社会全体として支援していく環境の整備も大切です。
個人を取り巻く家庭、地域、学校、職場などが連携し、県民一人ひとりの健康づくりを支援していくための環境整備を進めます。
(3) 地域住民と行政等との協働の健康づくり
健康づくりは、全ての県民一人ひとりに直接関わる課題であり、広く住民参加のもと、地域の現状、特性を踏まえた計画づくり、施策の展開を行う必要があります。
このため、地域住民と行政や関係機関が健康を中心とした地域づくりについて話し合い、合意して取り組んでいくことが重要です。
こうした地域住民と行政などとの協働により、住民一人ひとりの自主的な健康づくりの実践とその定着をめざします。
(4) 鳥取県らしい健康づくり
鳥取県は、豊かな自然環境に恵まれています。
地元の農産物、海産物などを利用した食生活の改善や、食品等の研究開発、身近な温泉の利用など、今後自然を活用した健康づくりが期待されています。
このため、関係機関と連携して、これらの資源を生かした健康づくりを進めます。