県政トピックス/食品ロスを減らすひと工夫/骨髄提供助成、活用して

適量の消費・調理が大切 ~食品ロスを減らすひと工夫~

  まだ食べられるのに廃棄されている「食品ロス」。削減するには、「買い過ぎない」「作り過ぎない」など一人一人の工夫が大切です。
  農林水産省や環境省の推計によると、2016(平成28)年度の日本の食品ロスは年間約643万トン。国民一人当たり茶わん約1杯分の食べ物を毎日捨てていることと同じです。これは同年度の世界の食糧援助量約350万トンの約1.8倍に相当します。
  食品ロスは、食料を大量に生産、輸入する一方で大量廃棄する矛盾のほか、ごみ処理費用の増大、さらに温室効果ガス排出など、さまざまな問題も含んでいます。
  県内には、食べ残し削減や、食材使い切りに取り組む飲食店や小売店など(「とっとり食べきり協力店」)が70店舗以上あります。こうした店の利用や、適量の消費・調理時の工夫などで捨てられる食品を減らしましょう。

一人一人ができること

買い物で
  ○買い物前に冷蔵庫の食材を確認し、必要な分だけ買う。
  ○すぐに食べるものは賞味・消費期限間近なものを買う。

調理・食事で
  ○一度に食べきれないものは冷凍、または乾燥保存。
  ○残っている食材から調理し、食べきれる量を作る。

外食・宴会で
  ○小盛り・ハーフサイズなど、食べられる分だけ注文する。
  ○宴会開始後30分間は出来たての料理を楽しみ、終了前10分間は料理を残さず食べきる(おいしい!とっとり30・10食べきり運動)。

「とっとり食べきり協力店」の利用
  ○食品ロス削減に取り組む事業者を利用する。

※日本の食品ロス約643万トンは、世界の食糧援助量約350万トンの約1.8倍

【問い合わせ先】 県庁循環型社会推進課
電話 0857‐26‐7198 ファクシミリ 0857‐26‐7563
メールアドレス junkanshakai@pref.tottori.lg.jp
https://www.pref.tottori.lg.jp/tabekiri/





ドナーや雇用主の負担を軽減 ~骨髄提供助成、活用して~

  県は、骨髄(こつずい)末梢血幹細胞(まっしょうけつかんさいぼう)を提供するため休暇を取得したドナーや、ドナーが安心して仕事を休める環境を整えた雇用主への助成制度を設けました。多くの命を救うため、ご活用ください。
  骨髄移植を必要とする患者は、全国で毎年約2千人。移植には白血球の型の一致が必須で、非血縁者の中からドナーが見つかる確率は数百から数万分の1と低いため、多くの患者が適合するドナーを待ち望んでいます。
  一方で、ドナーは検査、入院などのため延べ8日ほど休まねばなりません。これまでは、適合者になり得ても、仕事を休めず、移植に至らないことがありました。このたび新設した制度は、貴重な骨髄提供の機会を確保する一助となるものです。
  ドナー登録も随時受け付けています。助成制度や登録に関してご不明な点はお問い合わせください。

骨髄ドナー提供支援金支給制度

ドナー
  休暇1日につき、1万円支給(上限7万円)
  主な支給条件 検査や、骨髄の採取などのため、雇用主から有給・無給休暇を取得し、実際に骨髄などを提供したこと

雇用主
  休暇1日につき、2万円支給(上限14万円)。ただし、ドナーが上記助成を利用した場合、その助成額を差し引く。
  主な支給条件 就業規則または労働協約にドナー休暇を規定し、その規定に基づき有給休暇を付与したこと

※詳細はウェブページをご覧ください。

ドナー登録できる人の条件

〇年齢 18歳以上54歳以下で、健康な人
〇体重 男性45キロ以上、女性40キロ以上

【問い合わせ先】 県庁医療政策課
電話 0857‐26‐7207 ファクシミリ 0857‐21‐3048
メールアドレス iryouseisaku@pref.tottori.lg.jp
https://www.pref.tottori.lg.jp/kotsuzui/
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