
【上図】鳥取砂丘月面実証フィールド(建機(建設技術実証)フィールドに隣接)

【上図】(鳥取砂丘月面実証フィールド(斜面ゾーン、自由設計ゾーン)
本県が宇宙産業創出に向けて取り組む「鳥取砂丘月面化プロジェクト」や、建設業など県内産業の先端技術導入や人材育成に活用していくための新技術実証フィールドの整備を開始します。令和5年6月中に整備完了予定です。
1 新技術実証フィールドの概要
(1)整備場所:鳥取大学乾燥地研究センターの敷地内(国立公園外)
(2)新技術実証フィールドの構成等
(「鳥取砂丘月面実証フィールド」及び「建設技術実証フィールド」から構成。全体面積約1ha)
【鳥取砂丘月面実証フィールド:約0.5ha】
国内外で宇宙産業が大きく成長することが見込まれる中、本県産業の成長軸の一つとして「鳥取県に宇宙産業を創出する」取組を進めている。鳥取砂丘が月面開発に取り組む国内外の企業・研究者が集まり、交流する拠点になることを目指す鳥取砂丘月面化プロジェクトの一環として、実証フィールドを整備するもの。
〔特徴〕
・月面に類似する砂丘(現地)の砂を利用。
・潜在ユーザーの声をもとに設計し、月面環境を想定した実証実験を行うための平面ゾーン、斜面ゾーン(5度~20度程度)、自由設計ゾーン(利用者自身がそのニーズに応じて自由に掘削・造成可能)から構成。
・アルテミス計画など月面探査に参画する国内外の企業・研究機関における実証実験の拠点化を目指す。
【建設技術実証フィールド:約0.5ha】
本県の基幹産業である建設産業について、先進技術の導入による生産体制の革新とそれを担う人材育成、生産性の向上を目指す企業支援を行うために新技術実証フィールドを整備するもの。(3次元測量設計、ICT建機操作など県内企業の技術研修等を実施)
2 今後のスケジュール
・令和4年12月~ フィールド整備(ヤード造成、外周道路の設置)
・令和5年6月中 フィールド全体完成予定。