県政トピックス/鳥大付属病院、腎センター開設

専門性高い医療と人材を提供 ~鳥大付属病院、腎センター開設~

  鳥取大学医学部付属病院に今年4月、「腎センター」が開設されます。このセンターは、腎臓疾患の専門医育成と腎移植の中核を担う施設。腎疾患医療の充実と向上を目指します。
  末期腎不全の治療法の一つである透析。透析患者は、全国的に増加傾向にあり、鳥取県もその例外ではありません。透析治療は、さまざまな合併症や透析関連のトラブルに対処できる専門医が不可欠ですが、県内の専門医は少数。腎臓病の治療に精通し、急増する高齢患者の診療も行える専門的かつ幅広い知識・技能を備えた人材の育成が求められています。
  また、県内には腎不全の一因である糖尿病の患者・予備群が約5万人。こうした人たちが透析に至らないよう、早期に専門医の治療につなげる仕組みの構築も必要です。
  これらの課題解決に向けて、センターでは充実した指導体制による人材育成を実施。専門性の高い医師を定期的に輩出します。加えて、センターに専門知識を持ったスタッフを集約し、高度な腎臓移植を行う拠点とするほか、専門医不在病院への医師派遣、県民の腎疾患への理解を促進する講座の実施などに取り組みます。
  県は、鳥取大学に助成してセンターの体制整備をサポート。県内の医療体制の強化を図ります。
腎センター透析室の写真
腎センター透析室(写真提供は鳥取大学医学部付属病院)

腎センターの役割

人材育成
  専門医の育成と不足地域への医師派遣
腎疾患医療の充実
  移植医療の普及・推進
かかりつけ医との連携推進
  治療機会の早期創出と最適な治療法の提供
CKD予防の推進
  県民公開講座、ウェブでの広報活動などで腎疾患の理解促進

増加する腎臓病への医療を強化

鳥取大学医学部付属病院
副病院長
武中(たけなか) (あつし)さん

武中篤さんの写真

  県内では高齢化や生活習慣病の増加に伴い、慢性腎臓病の患者が増加しています。もし腎不全に進行すると、腎代替療法と呼ばれる血液透析、腹膜透析、腎移植などの治療を余儀なくされます。増加している腎臓病の治療に対応するため、鳥取県からの支援も受けて、4月から「とりだい病院」内に腎センターを開設します。先進的治療の中心となることはもちろん、専門医の育成による県内腎臓病治療の均てん化(地域格差をなくし、どこでも等しく高度な医療を受けることができるようにすること)、かかりつけ医との連携促進、啓発活動など、県民の皆さんのご要望に応えてまいります。

腎疾患の現状

○新たな国民病、慢性腎臓病(CKD)
   腎機能が慢性的に低下していく慢性腎臓病。発症や進行には、高血圧、糖尿病などの生活習慣病との関連が強く、食塩の過剰摂取といった食生活も大きく関係しています。20歳以上の約8人に1人が患者と推計され、新たな国民病といわれています。
※CKDはChronic Kidney Diseaseの略

○県内の透析患者数
  県内の人工透析患者は増加傾向にあり、2021年は1,609人でした(下記参照)。

人工透析患者数の推移
平成24年 1,536人
平成25年 1,497人
平成26年 1,491人
平成27年 1,526人
平成28年 1,565人
平成29年 1,555人
平成30年 1,588人
令和元年  1,595人
令和2年  1,654人
令和3年  1,609人
※出典は公益財団法人鳥取県臓器・アイバンク「鳥取県の移植事情」

【問い合わせ先】 県庁医療政策課
電話 0857‐26‐7182 ファクシミリ 0857‐21‐3048
メールアドレス iryouseisaku@pref.tottori.lg.jp



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