県営住宅上粟島団地は、昭和40年代に建設された古い住棟と、平成に入って建て替えられた新しい住棟が混在する、計9棟129戸の県営住宅団地です。
このうち、昭和40年代に建設された4棟48戸については、建設後50年以上が経過し、建物の老朽化や設備の陳腐化が進んでいる状況にあることから、建て替えを行うことが決定しました。
建て替えにあたっては、脱炭素社会の実現に向けた省・創エネ化、木造化を推進す
るとともに、近隣に位置する県営住宅富益団地との集約による、施設規模・配置の適正化を図り、未来型の集合住宅としての整備を検討しています。
また、PPP/PFI手法を導入することで、民間事業者の創意工夫や経験、ノウハウを最大限に活かし、効率的かつ効果的な事業実施と、県の財政負担の軽減が図られることを期待しています。
上粟島団地の概要
所在地
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米子市彦名町7647-2
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敷地面積
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団地全体20,742平方メートル
(うち建替事業用地8,607平方メートル)
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建替対象
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建設年度
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昭和44、45、46年度
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規模・構造
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鉄筋コンクリート構造4階建て、4棟48戸
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建替対象外
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建設年度
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昭和12、13、22年度
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規模・構造
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鉄筋コンクリート構造3・4階建て、5棟81戸
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○現状配置図