1.当院は、厚生労働大臣に定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。


2.入院基本料に関する事項

当院は、急性期一般入院料1(日勤、夜勤あわせて)入院患者7人に対して1人以上の看護職員(看護師及び准看護師)を配置しております。
看護職員1人当たりの待ち受け数につきましては各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。


3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制に関する事項

当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。


4.DPC対象病院に関する事項

当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する“DPC対象病院”となっております。


5.基本診療料/特掲診療料の施設基準の届出に関する事項

当院の中国四国厚生局長への基本診療料、特掲診療料の施設基準に係る届出については、別掲の『施設基準について 一覧』をご参照ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/279822.htm


6.手術に関する事項

「特掲診療料の施設基準」により該当する手術の実施件数については、別掲の『病院情報の公表 病院指標』をご参照ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/281573.htm


7.療養に関する事項

(1)生活療養に関する事項
当院は、食事の内容の向上並びに温度、照明及び給水等に関し適切に管理しております。

(2)入院時食事療養に関する事項
当院は、入院時食事療養(1)及び栄養管理実施の届出を行っており、管理栄養士(又は栄養士)によって管理された食事を適時、適温で提供しています。
(朝食 午前8時頃 / 昼食 正午頃 / 夕食 午後6時頃)

◆1食あたりの負担額

区分 令和6年6月から
(1) 一般の方 490円
(2) 住民税非課税の世帯に属する方((3)を除く)
(過去1年間の入院期間が90日を越えている方)
230円
(180円)
(3) (2)のうち、所得が一定基準に満たない方 110円
(4) 指定難病・小児慢性特定疾病の患者 280円

※(2)、(3)に該当する方は、加入している医療機関の保険者が発行する減額認定証を窓口に提示してください。
※(2)のうち、過去1年間の入院期間が90日を越えている方は、長期該当の減額認定証を窓口に提示してください。


8. 明細書発行体制に関する事項

当院では、医療の透明化や患者さんへ情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担がない方についても、明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されますので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、各計算カウンター又は24番窓口にてその旨をお申し出ください。
また、再発行希望の場合は、有料(税込440円)になります。各計算カウンター又は24番窓口までご相談ください。


9.選定療養に関する事項

(1)特別療養環境の提供
特別療養環境については、別掲『入院費用 個室の使用料』をご参照ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/279913.htm

(2)他の保険医療機関からの紹介状なしに受診された方
 医科 7,700円(税込)
 歯科 5,500円(税込)
当院での治療が終了して主治医が他の病院や診療所を紹介した後に、再度当院の受診を希望された方
 医科 3,300円(税込)
 歯科 2,090円(税込)
他の保険医療機関からの紹介によらず、当院に直接来院された患者さんについては健康保険の初診料とは別に特別の料金をお支払いいただくものです。
詳しくは別掲の『初診患者さんへ』をご参照ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/279899.htm

(3)入院期間が180日を越える場合の費用の徴収について
入院医療の必要性が低いが患者さんの事情により長期(180日以上)に入院している患者さんに対する特別の料金(2,728円/日(税込))をお支払いいただくものです。
ただし、180日を越えて入院されている患者さんであっても、15歳未満の患者さんや難病、人工呼吸器を使用している状態など厚生労働省が定める状態にある患者さんは、健康保険が適用されます。


10.保険外サービスの提供及び保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める内容

当院では、保険外サービスとして、健康診断や予防接種、診断書料等、また、保険外併用療養費(選定療養)に係る厚生労働大臣が定める基準として、初診料、特別の療養環境の提供等がありその使用量、利用回数に応じた実費の負担をお願いしております。

(1)選定療養
選定療養については、9.選定療養に関する事項をご参照ください。

(2)診断書・証明書

名称 税込金額
自動車損害賠償責任保険関係 診断書 1通 2,090円
自動車損害賠償責任保険関係 療養費明細書 1通 4,400円
心身障害・後遺症認定関係 診断書 1通 5,500円
国民年金・厚生年金関係 診断書 1通 5,500円
生命保険・損害保険関係 診断書 1通 5,830円
その他の診断書及び証明書等 1通 2,090円

※ご不明な点は文書窓口へお尋ねください。

(3)紙おむつ
当院では、入院中に紙おむつが必要になった場合、原則ご持参をお願いしております。
紙おむつのご持参が困難な際は、ご希望により入院セット(CSセット)に紙おむつプランがありますのでCSセットのご利用をおすすめしております。
入院セット(CSセット)とは、入院生活で必要なタオル類、日用品類、紙おむつ・尿取りパッドを予め院内にてご用意し、日額定額制でご利用いただける洗濯付きのレンタルサービスです。

入院セット(CSセット)

種類 税込金額
Sプラン(タオル+サービス品) 1日 297円
紙おむつプラン(1) 1日 495円
紙おむつプラン(2) 1日 319円

※紙おむつプランのみをお申し込みいただいた方は、CSセットのサービス品はご利用できません。
※紙おむつプランは条件により医療費控除の対象となります。(詳細は税務署にご確認ください。)
※株式会社エランより請求書が郵送されます。
※入院費とは別のお支払いです。(病院窓口でのお支払いはできません。)
※月ごとのお支払いで請求書のお届けは翌月中旬頃です。
※ご不明な点は、下記CSセット運営管理業者までお問い合わせください。
CSセット運営管理業者 株式会社エラン
(お問い合わせ窓口)
松本本社:〒390-0826 長野県松本市出川町15-12 0120-919-821
受付時間 午前9時~午後9時(土・日・祝日・年末年始除く)

(4)保険適用外物品(入院)全病棟
当院では、以下の物品を患者さんの状態に応じて使用していただいております。
これらの使用料に関しては健康保険法の療養費に該当しないため、保険適用外となります。患者さんの使用数に応じた金額を入院費と併せて請求いたします。

商品名 単位 税別金額 税込金額
口腔ケア ビバジェルエット(保湿剤)40g 1本 704円 774.4円
スキンケア コラージュフルフル泡石鹸 1本 1,289円 1,417.9円
リモイス®ラメラ保湿ミルク 1本 1,557円 1,712.7円
セキューラPO 1本 1,653円 1,818.3円
リモイスバリア 1本 1,763円 1,939.3円
バリケアパウダー 1本 1,102円 1,212.2円
スキンクリーンコットン 1袋 225円 247.5円
その他 新生児おむつ 1日 200円 220.0円
新生児の病衣 1日 65円 71.5円
小児おむつS 70枚入り テープ 1袋 677円 744.7円
小児おむつM 52枚入り パンツ 1袋 1,152円 1,267.2円
小児おむつL 44枚入り パンツ 1袋 1,189円 1,307.9円
小児おむつBig 38枚入り パンツ 1袋 1,161円 1,277.1円

※1円未満の端数が生じた場合は切り捨てとなります。
※出産関連で使用される場合は、非課税となります。
口腔ケア・スキンケア用品については、使用目的等を同意書に記載しております。
詳しくは同意書をご確認ください。

保険適用外物品(入院)5南病棟

商品名 単位 税込金額
マタニティーケア用品 トーイツパーソナルベルトキコニア単胎用
ピンク/グリーン各1本
1セット 2,013.0円
トーイツパーソナルベルトキコニア双胎用
ピンク2本/グリーン1本
1セット 2,836.9円
乳房ケア用品 シンフォニー ワンデーポンプセット(M) 1セット 970.2円
シンフォニー ワンデーポンプセット(L) 1セット 977.9円
シンフォニー シングルユースボトル(80ml) 1個 86.9円
初乳搾乳カップ 1個 143.0円

※1円未満の端数が生じた場合は切り捨てとなります。

(5)保険適用外物品(外来)
当院では、以下の物品を患者さんの状態に応じて、患者さんの希望により使用していただいています。 これらの使用料に関しては、健康保険法の療養費に該当しないため、保険適用外となり、患者さんの使用数に応じた金額を外来治療費と併せて請求させていただきます。

商品名 単位 税込金額
ふぉ―むらいと(10cm×10cm) 1本 201.3円
はってはがせるテープ 1本 548.9円

※1円未満の端数が生じた場合は切り捨てとなります。

(6)エンゼルケアセット(死後処置料)
当院では、死亡退院の患者さんに対してエンゼルケアセット(死後処置料)として税込4,400円の負担をお願いしております。

(7)その他

項目 税込金額
診療録開示(診療録)写しの交付 1枚 モノクロ10円
カラー20円
CD-R画像複写料 1枚 1,100円
セカンドオピニオン 1時間 11,000円
病衣(貸与料) 1日 71.5円(※1円未満は切り捨て)
テレビカード 1枚 1,000円
診察券再発行手数料 1枚 209円

なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用徴収は、一切行っておりません。

11.一般名処方加算に関する事項

後発医薬品があるお薬については、患者さんへ説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合があります。
一般名処方には以下のようなメリットがあります。

  1. 患者さんのご希望により先発医薬品、後発医薬品の調剤を受けることができます(詳しくはかかりつけの保険薬局にご相談ください)。
  2. 特定の医薬品が入手できない場合に、保険薬局に在庫のある同一成分の医薬品(先発医薬品がない場合は後発医薬品、後発医薬品がない場合は先発医薬品)に切り替えて調剤を受けることができます。
  3. 先発医薬品と後発医薬品の価格差がある場合に、自己負担額を考慮して医薬品を決めることができます。

※3.につきましては、令和6年10月より院外処方箋、院内処方箋における「患者さんの特別負担」は、長期収載品と最も高い後発品との価格差の『4分の1』となります。
患者さんが一般名処方の処方箋から長期収載品へ変更を希望した場合は「選定療養」の対象となり患者さんの特別負担が発生します。

【対象となる長期収載品】
後発品のある先発医薬品(いわゆる「準先発品」を含む)であって、次のいずれかを満たし、当該長期収載品の薬価が、最も高い後発品の薬価を越えているもの
◆後発品が初めて薬価基準に収載された日の属する月の翌月の初日から起算して5年経過(バイオ医薬品を除く)
◆後発医薬品が初めて薬価基準に収載された日の属する月の翌月の初日から起算して5年を経過しないもので、「当該長期収載品に係る後発品の数量÷(当該長期収載品に係る後発品の数量+当該長期収載品の数量)」(後発品置換え率)が50%以上(バイオ医薬品を除く)
ただし、後発品登場から5年を経過していても「後発品置換え率が極めて低い長期収載品」(後発品置換え率1%未満)は対象外

また、「医療上の必要性がある場合」「後発品が入手困難な場合」には患者さんに特別負担は求めません。
入院中の患者さんのお薬につきましては、同一成分の後発医薬品または同種同効薬に変更させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。

※患者さんの特別負担の例
[「長期収載品の薬価-最も高い後発品の薬価」×4分の1×10円+消費税]
例)長期収載品500円、後発品250円で3割負担の場合

現在 令和6年10月から
後発品 75円(250円×0.3) 後発品 変わらず75円(250円×0.3)
長期収載品 150円(500円×0.3) 長期収載品 200円で現在よりも50円増

(計算方法)

  • 選定療養部分:68.75円
    [500円(長期収載品価格)-250円(後発品価格)]×4分の1=62.5円が選定療養となりここに消費税(10%)が上乗せされる(保険外診療の部分には消費税が課される)
  • 3割負担部分:131.25円
    500円(長期収載品価格)から62.5円(選定療養部分)を除外した437.5円の3割
  • 両者を合計[68.75円(選定療養部分)+131.25円(3割負担部分)]した患者負担総額200円

対象となる長期収載品一覧
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001247591.pdf


12.後発医薬品使用体制加算(外来後発医薬品使用体制加算)に関する事項

当院は、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いております。
当院では、医薬品の供給不足等が発生した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して、適切な対応ができる体制を整備しております。
なお、状況によっては、入院、外来どちらにおいても患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性があります。変更にあたって、ご不明な点やご心配なこと等がありましたら当院職員までご相談ください。

後発医薬品一覧(外部サイトにリンクします)
https://www.mhlw.go.jp/topics/2024/04/tp20240401-01.html


13.バイオ後続品使用体制加算に関する事項

当院は、バイオシミラー(バイオ後続品)の使用促進に向けて、入院においてバイオシミラーの有効性・安全性について十分な説明を行っております。
「バイオシミラー」とは、先行バイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬企業から発売されるバイオ医薬品の後発薬です。
「バイオ医薬品」とは、遺伝子組換え技術等により細胞、酵母、細菌等から産生されるタンパク質由来の医薬品のことです。抗体製剤の分子標的治療薬(抗がん剤等)やインスリン製剤等、多くの医薬品が該当します。


14.病棟薬剤業務実施加算に関する事項(令和6年7月1日から)

当院は、病棟薬剤業務実施加算にもとづいて病棟薬剤師が各病棟に週20時間常駐して勤務しています。入院日当日は患者さんが持参されたお薬を確認し評価を行ったうえで医師に報告しています。病棟薬剤師は医師、看護師等の他職種と連携をとり、処方されたお薬の量や飲み合わせ、副作用の有無について細かくチェックを行った上で、患者さんにあった処方の提案を行っております。


15.外来腫瘍化学療法診療料1に関する事項

当院は、専任の医師、看護師または薬剤師を院内に常時1人以上配置し、患者さんからの電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しております。
また、急変時等の緊急時に当該患者さんが入院できる体制の確保を行っております。
実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を年2回開催しております。


16.医療情報取得加算に関する事項

当院は、電子資格確認を行う体制を有して質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行っております。

オンライン資格確認について、下記の整備を行っております。

  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • 薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用して診療を行います。

医療情報取得加算

  1. 施設基準を満たす医療機関で十分な情報を取得した上で初診を行った場合
    医療情報取得加算1点(月1回)
  2. 施設基準を満たす医療機関で十分な情報を取得した上で再診を行った場合
    医療情報取得加算1点(3月に1回)

当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナンバーカードによるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。


17.医療DX推進体制整備加算に関する事項

当院は、医療DX推進体制について、下記の整備を行っております。

  • レセプトオンライン請求を行っています。
  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • 薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用して診療を行います。
  • 医師が、オンライン資格確認等システムを利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室、手術室又は処置室等において、閲覧又は活用できる体制を有しています。
  • マイナポータルの医療情報等に基づき、健康管理に係る相談に応じていますので、お気軽に2階24番患者支援センターでご相談ください。

医療DX推進体制整備加算2
施設基準を満たす医療機関でオンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に診療に活用可能な体制を整備し、電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスを導入し、質の高い医療を提供するために医療DXに対応する体制を有した上で初診を行った場合 10点(月1回)[歯科 8点]
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するため、マイナンバーカードによるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。


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