がんの年齢調整罹患率の年次推移(単位:人口10万対 ※)
がん発症率は、女性より男性の方が高くなっています。
胃がんは、他のがんに比べ、発症率が高いですが、近年減少傾向にあります。
大腸がん(結腸がん、直腸がん)は、近年増加傾向にあり、特に男性の結腸がんは急激に増加しています。
出典:「鳥取県健康対策協議会がん登録対策専門委員会」
男性の肝臓がんの発症率は全国より高くなっています。
肺がんは、男女とも増加傾向がみられます。
※がんの年齢調整罹患率:年齢構成の佐を調整して算出された人口10万人に対するがんの発症者数のこと。
昭和60年のモデル人口を基準に調整して算出しています。
健診結果の状況
(市町村の行う基本健康診査において、「要指導」「要医療」と判定された40歳以上の者)
出典:「基本健康診査結果:県健康対策課調」
「高脂血症」と判定された者は、年々増加しており、特に女性の増加が著しくなっています。
「高血圧」と判定された者は、男女とも同水準で推移しており、改善の兆しがみられません。
出典:「基本健康診査結果:県健康対策課調」
「貧血」と判定された者は、男女とも同水準で推移しおり、改善されいません。
「糖尿病」と判定された者は、男性が多く、男女とも増加傾向にあります。
肥満者の割合
出典:「平成11年県民健康栄養調査」
肥満者の割合を年代別に見ると、男性では40歳代での割合が最も高く、約30%が「肥満」です。
女性では、40歳代までは10%以内であるのに対し、50~70歳代では約30%が肥満です。
一方、20歳代では、約25%が「低体重」となっています。