令和元年12月8日(日)、とりぎん文化会館にて第9回目となる「竹利用フェスティバル」を開催しました。
講演会のオープニングパフォーマンスとして、世界で活躍する尺八演奏家 ジョン・海山・ネプチューン氏に尺八に関する講演と演奏をしていただき、多くの方に楽器としての竹への関心を高めていただきました。
講演会では、福岡県糸島市で国産のメンマ作りを通じて竹林整備に取り組んでいる糸島コミュニティ事業研究会の日高 栄治(ひたか えいじ)氏に「純国産メンマ作りによる竹林整備」と題して、ご講演をいただきました。
次に、県内での取り組み事例発表として、「竹するめの取り組み経過とその後」を南部町観光協会の景山 浩(かげやま ひろし)氏からお話ししただき、県中部を中心にタケノコ生産から集荷・加工の取り組みを行っている中部とっとりタケノコ振興会の田栗 栄一(たぐり えいいち)氏から「ニョキっとタケノコ 地域がスクラム」のお話をうかがいました。
フリースペースでは、竹を使ったものづくりイベントや竹を利用する団体の製品・パネルの展示も行われ、多くの方に竹に触れ、理解を深めていただき、竹について考えていただく機会となったと思います。