日時
令和6年12月22日(日)午後3時30分から4時30分まで
場所
キナルなんぶ 多目的ルーム(西伯郡南部町法勝寺341番地)
出席者
・南部町高校生サークルWith you翼 山中希歩氏、古木珠侑氏、泉絵梨子氏
・南部町新☆青年団へんtoつくり 清川葉月団長、明正凪紗氏、木村佳奈氏、梅原美奈子氏
・なんぶサイカッツ 大塚怜リーダー、瀧山敬義氏、角田亘氏
・南部町長、副町長、人権・社会教育課長、企画政策課長
・知事、地域社会振興部長、西部総合事務所県民福祉局長
意見交換テーマ
若者とともに進める地域づくり
〔主な意見等〕
(南部町高校生サークルWith you翼)
・南部町さくらまつりでのさくら餅の製作・販売、高齢者対象のスマホ教室、町内小中学生の居場所づくり等を行っている。今年最も印象に残ったのは、東京のSDGsが体験できる施設で飢餓や世界の教育格差について学んだこと。
・これまで学んだことを南部町や鳥取県のために活用していきたい。
(南部町新☆青年団へんtoつくり)
・休耕田での米や芋づくり、成人式スタッフ、県内外の青年団との交流等の活動を行っている。今年は香港に研修に行き、現地の住民による地域振興の状況視察や意見交換を行った。来年度は県西部地区の青年団と連携したイベントのプロデュース等を行いたい。
・自分たちが楽しむために行っている活動が、いつの間にか地域を盛り上げる活動に繋がっていた。これからも、自分たちがいきいきと活動している姿を町民の皆さんに見せたい。
・様々な活動により経験を積めることは良いが、一方で自分たちが今後も継続して活動できるか不安もある。
(なんぶサイカッツ)
・団体名には「再活の町・南部町」のように町を再生・活性化させたいという思いが込められている。メンバーのほとんどが南部町出身で、役場や「(公社)青年海外協力協会南部」の職員等、まちづくりに関わる仕事をしている者が多い。
・コロナ禍で開催中止となった「全国柿の種吹き飛ばし大会」に代わって「なんつークイズ大会」を開催した。南部町に関する問題を中心に出題したため、優勝するには南部町のことを学ぶ必要があり、参加した町民も地元を深く知るきっかけとなった。
・地域の人から安心してまちづくりを任せてもらえる存在になることを目指している。
〔知事発言〕
・南部町高校生サークルWith you翼は、別々の高校に進学した地元の高校生が一つにまとまれる場であり大変よい伝統だと思う。高校生がお年寄りを対象にスマホ教室を開催しているのは全国的にも珍しく、そうした交流を通じて地域を元気にしていただきたい。
・最近、県内の青年団の活動は弱体化しているが、南部町には高校生サークルのような基盤があり若い世代がまとまっている。南部町新☆青年団へんtoつくりは国内外で研修をされるなど活発に活動されていてすごいと思った。楽しみの幅を広げていただけてありがたい。
・なんぶサイカッツが県内企業から寄付金を集めて、大規模なクイズ大会を主催したことはモデル的なことだと思う。役場職員も重要な人的資源なので応援しないといけない。
・これからの時代は皆さんのような若い方々の活動から開かれるべきであり、臆せず色々な提案をしていただきたい。私たちも応援させていただくし、皆さんの意見をきちんと聞く役割を果たしていきたい。
意見交換の様子
