八頭中央森林組合が平成28年度農林水産祭天皇杯を受賞されました
八頭中央森林組合が農林水産祭参加行事で農林水産大臣賞を受賞したものの中から最も優れたものとして選ばれる天皇杯を受賞しました。
表彰は、平成28年11月23日(水)11時40分から明治神宮会館で開催される農林水産祭式典において行われます。
1 受賞者及び受賞理由
○受賞者 八頭中央森林組合
代表理事組合長 前田 幸己 氏
○受賞理由
施業集約化を行うプランナーの育成、計画的施業の基礎となる森林経営計画の作成と的確な実施、高性能林業機械等の積極的な導入とそのオペレータ等人材の育成、生産コストを縮減するための月次決算体制の導入に鋭意取り組むなど、森林資源の持続的な活用を基本とした経営が高く評価されたもの。
○公益社団法人大日本山林会主催の全国林業経営推奨行事において、農林水産大臣賞受賞が決定していたところ、天皇杯として選賞されたもの。
※全国林業経営推奨行事賞状伝達式
平成28年11月8日(火) 午前11時から午後1時半
東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル 9階 石垣記念ホール
2 農林水産祭及び天皇杯について
農林水産祭は、国民の農林水産業と食に対する認識を深めるとともに、農林水産業者の技術改善及び経営発展の意欲を高めるため、農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が共催により昭和37年から実施してしているもの。
天皇杯は毎年農林水産関係団体等が「農林水産祭参加行事」として開催する約300の行事(約100,000点の参加)において農林水産大臣賞(約500点)を受賞したもののなかから最も優れたものとして選賞されます。
※天皇杯:スポーツ及び農林水産業の振興のため、特に業績のあった最優秀者に対して授与されるものであり、現在、26個の天皇杯が宮内庁を通じて所管団体に下賜されています。
3 公益財団法人 日本農林漁業振興会
農林水産祭の実施等により、全国民の農林水産業に対する認識を深め、農林水産業者の技術及び経営の振興を図り、これによって農林水産業の生産性の向上及び農林水産業者の所得の増大を通して国民経済の発展に寄与することを目的として昭和37年に設立。
4 農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/161019.html
鳥取県の青年林業グループが林業機械展でチェーンソーのデモンストレーションをしました
オーストリアから講師を招き現地研修とシンポジウムを開催しました
ピヒル森林研修所から講師を招き、現地研修、室内講義、シンポジウムを開催しました。
それぞれ大勢の参加があり、安全で生産性の高いオーストリア林業の技術導入の手応えが感じられました。
1 招聘者
ピヒル森林研修所 所長 マルティン クロンドルファー 氏
〃 架線作業講師 マルティン ホルン 氏
林業専門通訳 モニカ ツイーグラー 氏
2 内容
(1)現場指導
日時:平成28年10月5日 9時30分~11時30分
場所:鳥取市河原町北村(八頭中央森林組合の架線作業現場)
内容:オーストリア製自走式搬器ウッドライナーの架設状況への指導
対象:八頭中央森林組合作業員
巻き取り機の設置状況
架線作業計画について熱心に議論を交わす
集合写真
(2)タワーヤーダーに関する室内講義
主催:鳥取県、鳥取県森林組合連合会、鳥取県林業災害防止連絡協議会
日時:平成28年10月5日 14時~16時30分
場所:鳥取県庁第2庁舎22会議室(鳥取市東町1丁目220)
内容:架線作業に関する室内講義
対象:県内林業関係者、県職員など
タワーヤーダー室内講義資料(pdf:4822KB)
満員となったタワーヤーダーの室内講義
架線作業の講義をするクロンドルファー所長
(3)現場公開研修
主催:鳥取県、鳥取県森林組合連合会、鳥取県林業災害防止連絡協議会
日時:平成28年10月6日 14時~16時30分
場所:倉吉市関金町福原(鳥取県中部森林組合のタワーヤーダー現場)
内容:タワーヤーダー作業の公開研修
対象:県内林業関係者、県職員など
ドローンによる研修状況の動画
(林業試験場撮影)
https://youtu.be/JG9oP5oWzus
現場公開研修の開会式
ピヒル研修所講師によるタワーヤーダー作業の現場指導
タワーヤーダー作業班とホルン先生の記念撮影
ホルン先生による伐倒の実演(受け口の説明)
(4)オーストリア林業シンポジウム
主催:鳥取県
共催:鳥取県森林組合連合会、鳥取県林業災害防止連絡協議会
日時:平成28年10月7日 13時30分~16時30分
場所:県立福祉人材研修センター(鳥取市伏野1729-5)
参加:県内林業関係者など110人
パンフレット(pdf:733kb)
<内容>
研修報告
日本財団鳥取人材育成プログラム 「オーストリア林業研修」 (pdf:1607KB)
県庁林政企画課 渡邊晋輔、 専業農林家 杉山裕一郎 氏
講演
「森林資源を活用した地域創生を目指して」 (pdf:3081KB)
オーストリア大使館商務部 上席商務官 ルイジ・フィノキアーロ 氏
基調講演
「オーストリアの安全で生産性の高い林業」 (pdf:3923KB)
オーストリア ピヒル研修所 所長 マルティン・クロンドルファー 氏
情報提供
「オーストリアの最新林業機械の紹介」 (pdf:357KB)
(株)サナース 常務取締役 阿部 智 氏
平井知事の開会挨拶
林野庁の三浦林政部長による来賓挨拶
オーストリア派遣研修の成果発表
オーストリア研修派遣者を代表して発表する杉山裕一郎氏
オーストリア大使館商務部のルイジ フィノキアーロ氏の講演
基調講演を行うピヒル森林研修所のクロンドルファー所長
通訳のモニカさんとクロンドルファー所長
オーストリアの最新の林業機械開発を紹介する(株)サナースの阿部氏
平成28年度オーストリア林業研修派遣研修生の帰国報告
日本財団鳥取人材プログラムの一つとして実施された「オーストリア林業研修派遣」について知事へ帰国報告を行いました。
1 日時 平成28年10月3日(月) 午後4時から4時15分まで
2 場所 県庁第4応接室
3 オーストリア林業研修派遣者
日本財団事業派遣者
塚本 耕司 氏(鳥取県東部森林組合)
池成 好貴 氏(八頭中央森林組合)
布廣 将樹 氏(鳥取県中部森林組合)
杉山 裕一郎 氏(専業農林家)
池岡 雄三 氏(鳥取日野森林組合)
久代 善平 氏(日南町森林組合)
県職員随行派遣者
渡邊 晋輔 (県庁林政企画課)
オーストリア研修の成果を知事へ報告する派遣者
知事から「研修成果を活かして地域リーダーとして活躍を」
との激励の言葉をいただきました。
オーストリア ピヒル森林研修所講師招聘に係るイベントのお知らせ
本県では、豊富な森林資源を活かした地域の活性化へ向け、将来像を見据えた林業振興に取り組もうと考えています。
そこでこの度、日本と同様に急峻な地形でありながら、安全で効率的な林業を実践する林業先進国オーストリアのピヒル森林研修所から講師を招き、架線集材現地研修会とシンポジウムを開催します。
1 招聘者
ピヒル森林研修所 所長 マルティン・クロンドルファー 氏
〃 架線集材講師 マルティン・ホルン 氏
2 招聘に係るイベント
(1)架線系林業機械の現地研修会
オーストリア製架線系林業機械を導入した森林組合の作業班へ、ピヒル森林研修所講師が指導する様子を見学する現場研修会です。
(ア)主催:鳥取県
共催:鳥取県森林組合連合会
(イ)会場
東部会場(別紙1(pdf:333kb))
日時 平成28年10月5日(水)午後2時から午後4時30分
場所※ 鳥取市河原町北村
中部会場(別紙2 (pdf:332kb))
日時 平成28年10月6日(木)午後2時から午後4時30分
場所※ 倉吉市関金町福原
※荒天時(別紙1,2参照)
荒天時はタワーヤーダに関する室内講義に変更します。
(ウ)参加 別紙1,2の裏面により9月28日(水)までに申し込んで下さい。
(2)オーストリア林業シンポジウム
地域資源である木材を高水準で持続的に利用する技術や仕組みを確立し、林業が国の重要な産業として位置づけられ若者の憧れの職業となってているオーストリアの取組をぶため、シンポジウムを開催します。
(ア)主催:鳥取県
共催:鳥取県森林組合連合会、鳥取県林業災害防止連絡協議会
(イ)日時 平成28年10月7日(金)午後1時30分から午後4時30分
(ウ)場所 鳥取県立福祉人材研修センター(鳥取市伏野1729-5)
(エ)チラシ(pdf:431kb)
平成28年度オーストリア林業研修派遣者が日本財団と林野庁を表敬訪問しました
日本財団鳥取人材育成プログラムの一つとして実施される「オーストリア林業研修派遣」の出発に際して、事業実施主体である日本財団と、林野庁へ表敬訪問を行いました。
1 日時
平成28年8月31日(水)午後1時30分~
2 場所
日本財団(東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル)
林野庁(東京都千代田区霞が関1-2-1)
3 相手方
日本財団 常務理事 佐藤 英夫 氏
林野庁 長官 今井 敏 氏
〃 次長 沖 修司 氏
4 表敬訪問の参加者
○日本財団事業によるオーストリア林業研修派遣者
鳥取県東部森林組合 塚本 耕司 氏
八頭中央森林組合 池成 好貴 氏
鳥取県中部森林組合 布廣 将樹 氏
自伐林家 杉山 裕一郎 氏
鳥取日野森林組合 池岡 雄三 氏
日南町森林組合 久代 善平 氏
○オーストリア林業研修の随行派遣者
鳥取県農林水産部森林・林業振興局林政企画課 渡邊 晋輔
○日本財団表敬訪問随行者
鳥取県農林水産部次長 安養寺 寿一
鳥取県林政企画課長 大北 誠
日本財団の佐藤常務(右から4人目)と日本財団鳥取事務所の
木田所長(右端)を囲んで記念撮影
日本財団の佐藤常務にオーストリア林業研修の抱負を述べる派遣者
林野庁の今井長官(前列左から2人目)との記念撮影
林野庁の今井長官とオーストリア派遣に向けて意見を交わす派遣者
林野庁の沖次長(左から4人目)との記念写真
林野庁の沖次長とオーストリア派遣に向けて意見を交わす派遣者
平成28年度オーストリア林業研修派遣者の事前勉強会と意見交換会
鳥取県東部森林組合の塚本耕司氏が日本伐木チャンピオンシップに出場しました
1 大会名
第2回JLC 日本伐木チャンピオンシップ
2 日程
平成28年5月21日(土)~22日(日)
3 場所
モヤヒルズ(青森県青森市)
4 出場者
鳥取県東部森林組合 塚本耕司氏
5 大会内容
ソーチェーン脱着、丸太合わせ伐り、丸太設置伐り、伐倒、枝払いの5種目
平成27年度林業普及指導事業に係る外部評価の実施結果
1 日時及び場所
平成28年3月9日 13時から17時 中部総合事務所講堂
2 評価の目的
各林業普及指導区の活動成果を客観的に評価し、次年度の活動に適切に反映していくことを目的に、外部評価委員による評価を実施した。
3 実施方法
(1)評価対象平成27年度に各普及指導区で実施した12課題
(2)評価委員
区分 |
所属 |
氏名 |
素材生産 |
大下林業有限会社 |
大下武夫 |
森林組合 |
鳥取県森林組合連合会 |
山部典枝 |
木材業界 |
鳥取県中部森林組合 |
山本明男 |
素材生産 |
船越産業有限会社 |
細田京香 |
青年林業士 |
株式会社増田林業 |
増田雅広 |
樹木医 |
鳥取大学技術部 |
米田亜沙美 |
市町村 |
三朝町農林課 |
河中丈正 |
(3)評価方法
各普及指導区の課題について、概要説明と質疑応答を行い、外部評価委員一人ひとりが、次の評価項目5項目について5段階(1不良、2やや不良、3普通、4やや良、5良)の評価を行った。
ア 普及活動の計画性
活動態様の実績と計画の整合性
イ 計画の達成具合
方法・手段の計画性
客体の認識・理解度
反応・行動に対する効果
目標の達成度
4 評価結果(各外部評価員の評価の平均点)
1不良、2やや不良、3普通、4やや良、5良
5評価結果の活用
指摘された事項や意見を次年度の普及計画に反映する。
鳥取県オーストリア視察・調査報告書
日本と同じく急峻な地形でありながら、林業・木材産業・バイオマス利用がたいへん発展している、先進林業国オーストリアを視察・調査した結果を報告書にとりまとめました。
鳥取県オーストリア視察・調査報告書(PDF 4371KB)