林業事業体経営者をはじめ全ての林業関係者の安全意識向上を図ることにより、林業災害の防止に向けた取組を推進し、安全で安心して働くことができる労働環境を実現するため、鳥取県林業安全大会を毎年開催しています。
令和6年度鳥取県林業安全大会についてはこちら【令和7年1月29日(水)開催】
主催
鳥取県林業災害防止連絡協議会
(林業・木材製造業労働災害防止協会鳥取県支部、鳥取労働局、鳥取県ほか)
林業作業現場における事故や災害につながる要因を早期に発見し、これを除去あるいは低減、または改善、是正し、林業作業現場の安全の確保を図ることにより、林業従事者が安全で安心して働くことができる労働環境を実現するため、林業安全パトロールによる巡回を行っています。
実施主体
鳥取県林業災害防止連絡協議会
(鳥取労働局、鳥取県、林業・木材製造業労働災害防止協会鳥取県支部ほか)
鳥取県では平成27年9月から「とっとり森林緊急通報カード」の運用を開始しました。
「とっとり森林緊急通報カード」は、林業作業現場において事故が起こってしまった際、現場から迅速・的確に119番通報を行い、救助隊に少しでも早く山奥の被災現場に来てもらうため、あらかじめ作業現場に入る前に通報内容を記入しておくカードです。
詳細はこちらから
平成26、27年に連続して発生した死亡災害が受け、安全に特化した林業研修体制の構築に資するため、平成29年にオーストリアの森林研修所をモデルとした全国初となる「とっとり林業技術訓練センター(愛称Gut Holz)」を整備しました。
この施設を活用しながら、「日本一安全な林業」を目指します!
グートホルツパンフレット (PDF 529KB)
【目的】
県内の林業災害の防止に向けた取組を推進し、林業従事者が安全で安心して働くことができる労働環境を実現するため、「鳥取県林業災害防止連絡協議会」を設立しました。
【県内の林業災害の現状】
・平成27年度の死亡災害4件。
・素材生産量20万m3当たりの死亡割合が全国の5倍。
・特に伐倒作業で同タイプの事故が繰り返されている。
【課題】
以上のような現状から、“危険な林業”から“安全・安心な林業”に向け林業関係者全員の安全意識の向上が急務となっています。
【活動内容】
課題解決のために各種団体・行政機関等が連携して連絡協議会の中で以下の内容に取り組み、“災害の撲滅”、“安全・安心して林業に従事できる環境の実現”を目指します。
・過去の林業災害状況の把握、安全衛生関係の取組の推進
・災害防止に係る講習会・安全大会等の事業展開
・万一、事故が発生した際の「事故検討会」の開催と関係者への周知
・災害防止のための心構えの徹底(朝礼・中礼の実施など)
【役員】
(会 長)林業・木材製造業労働災害防止協会鳥取県支部 支部長 前田 八壽彦
(副会長)鳥取県森林組合連合会 代表理事会長 前田 幸己
鳥取労働局労働基準部 部長 河野 勲人
【構成員】
林業・木材製造業労働災害防止協会鳥取県支部
鳥取県森林組合連合会
公益財団法人鳥取県林業担い手育成財団
公益財団法人鳥取県造林公社
鳥取森林管理署
鳥取労働局労働基準部
国立研究開発法人森林総合研究所森林整備センター鳥取水源林整備事務所
鳥取県危機管理局
鳥取県商工労働部雇用人材局
鳥取県農林水産部森林・林業振興局