集計期間:令和6年第51週(令和6年12月16日(月)~12月22日(日))
水痘は、中部及び西部地区で患者報告数が増加し、東部及び中部地区で流行しています。中部地区では注意報レベルを超えており、注意が必要です。
手洗いなどの感染予防策に取り組んでいただきますようお願いします。
鳥取県内の水痘発生状況は以下のとおりです。
鳥取県の水痘発生状況(令和6年第51週3点グラフ(xlsx:677KB)
※中国五県平均・全国平均との比較は金曜日(原則)に更新します。
水痘帯状疱疹ウイルスの感染により、水疱(水ぶくれ)、発熱といった症状をきたす、小児に多い感染症です。成人でも稀に見られ、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。
空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、2週間程度の潜伏期間を経て、紅斑状丘疹が出現しその後水疱となります。
発熱を伴うことも多く、全身に紅斑、丘疹、水疱、痂皮それぞれの段階の皮膚病変が混在するのが特徴です。
水痘は、学校保健安全法による第2種学校感染症で、すべての発疹が痂皮化(かさぶたになること)するまで出席停止です。ただし、病状により、学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときはその限りではありません。
予防策として、定期接種等でのワクチンによる予防が有効です。
定期予防接種について(県庁感染症対策センターHPへ)
水痘とは(国立感染症研究所HPへ)