集計期間:令和6年第51週(令和6年12月16日(月)~12月22日(日))
マイコプラズマ肺炎は、中部及び西部地区で患者報告数が増加し、中部地区で流行しています。
鳥取県内のマイコプラズマ肺炎発生状況は以下のとおりです。
鳥取県のマイコプラズマ肺炎発生状況(令和6年第51週3点グラフ)(xlsx:674KB)
※中国五県平均・全国平均との比較は金曜日(原則)に更新します。
マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。
【感染経路】
飛沫感染、接触感染
【症状】
発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、せきなどの症状がみられます。せきは熱が下がっ
た後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。感染した人の多くは気管支炎で済
み軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり重症化することもあります。
また、一部の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告
されています。
【予防】
手指衛生、咳エチケット
マイコプラズマ肺炎とは(国立感染症研究所ホームページへ)
マイコプラズマ肺炎の発生状況について(国立感染症研究所ホームページへ)
マイコプラズマ肺炎に関するQ&A 平成23年12月作成、平成24年10月改訂
(厚生労働省ホームページへ)