県内全域に手足口病警報が発令中です。
手足口病は、令和5年第31週(7月31日~8月6日)で、西部地区の患者報告数が警報発令の基準となる1定点あたり5人を上回ったことから、令和5年8月9日に手足口病警報が発令されました。
今後も流行が継続するおそれがありますので、手洗い、手指の消毒など感染症予防に取り組んでいただき、症状があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。
鳥取県内の手足口病発生状況は以下のとおりです。
鳥取県の手足口病発生状況(R5年第37週3点グラフ) (Excelファイル:678KB)
手足口病警報発令について(県政一般・報道提供資料)
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。
病気の原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などです。
ワクチンなど特別な予防法はありません。一般的な感染対策は、手洗いをしっかりすることと排泄物を適切に処理することです。
日頃から、外から帰った後、食事の前、トイレの後、おむつの交換後などに、流水と石けんでしっかり手を洗うようにすることや、便や使用済おむつを適切に処理することが大切です。また、タオルの共用も避けましょう。
手足口病について(厚生労働省HP)