流行性角結膜炎は、潜伏期が8~14日で角膜、結膜に炎症を起こす、ウイルスの感染による疾患です。目が充血し、目やにが出ますが、高熱はなく、のどの赤みも強くないです。耳前リンパ節の腫脹を伴い、結膜炎経過後に点状表層角膜炎を作ることが多く、幼小児では偽膜性結膜炎になり、異物感、眼痛を感じることがあります。
病気の原因となるウイルスはアデノウイルス8、19、37、53、54、56型などです。
一般的な感染対策は手洗いを徹底することですが、罹患したら早めに眼科を受診することが必要です。
日頃から、帰宅時には、流水と石けんでしっかり手を洗うようにしましょう。タオルの共用は避け、目を手で触らないように気を付けましょう 。