重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。

春から秋にかけてはマダニの活動が活発になるため、注意が必要です。

症状は、発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、下痢など)が中心で、血液検査所見として血小板減少や白血球減少などがみられます。

 

ダニによる感染症の予防について(県庁健康政策課のページへ)

一般の方向けのマダニ対策に関するパンフレット(2019年7月20日改訂)(国立感染症研究所作成)

内容

1マダニの生息場所
2マダニから身を守る服装
3マダニから身を守る方法
4忌避剤の効果
5参考資料
(1)マダニの分類とマダニ媒介感染症
(2)マダニ媒介SFTSとは
(3)マダニの生活環


■予防■

現在のところ、有効な薬やワクチンはありません。

野山や田畑でダニに刺されないことが重要です。
特にダニの活動が活発な4月~12月は要注意です。
○長袖、長ズボン、手袋などで肌の露出は避けましょう。
○虫よけスプレーを利用しましょう。
○地面には直接寝転んだり、座ったりせず、敷物を敷きましょう。
○野山に行った後や畑作業をした後は、すぐに体を洗い、着替えましょう。
○ペットをつれて野山に行った後は、ペットにダニが付着していないかを確認しましょう。(ペットには、専用のダニ予防薬があります。)

SFTSウイルスを媒介するダニについて

マダニとは、部屋に生息したり、食品に発生する「ダニ」とは異なり、山野に生息する大型のダニです。

英語では、マダニを「TICK」と、一般的なダ二「MITE」とは区別しています。

感染するマダニとしては、中国の事例から、フタトゲチマダニやオウシマダニと考えられますが、それ以外のマダニが媒介している可能性もあります。また、すべてのマダニがこのウイルスをもっているものではありませんが、マダニのウイルス保有率は現在のところ不明です。

マダニは、SFTSの他にも、日本紅斑熱を起こすリケッチア、Q熱を起こすコクシエラ、ライム病を起こすボレリアを媒介します。

詳しくは、「日本紅斑熱、つつが虫病」のページをごらんください。
 「日本紅斑熱、つつが虫病」 (鳥取県感染症情報センターホームページ内)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の県内発生について

県内発生について

令和5年9月27日、西伯郡で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が確認されました。なお、本症の届出件数(県内発生)は8例目です(2024年1月31日現在)。


表 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生件数
2020 2021 2022 2023
件数 2(2)

3(1)

1(1) 2(2)

()内は届出のうち鳥取県内在住者数


詳細な情報は、厚生労働省や国立感染症研究所の以下のリンクをごらんください。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS) (国立感染症研究所)

SFTS症例の届出地域及び推定感染地域(2024年1月31日現在)(pdf:346KB)(国立感染症研究所ウイルス第一部・感染症疫学センター)



令和5年4月28日、鳥取市で犬の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が確認されました。

ネコやイヌがSFTSウイルスに感染するとヒトで認められる症状を呈することがあります。SFTSウイルスに感染し、発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。

実際に,ネコに咬まれたことが原因でSFTSウイルスに感染した事例が報告されています。ただし、健康なネコやイヌ,屋内のみで飼育されているネコやイヌからヒトがSFTSウイルスに感染した事例はこれまでに報告がありません。

動物を飼育している場合、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝たりすることなど)は控え、動物に触ったら必ず手を洗いましょう。また、動物に付着したマダニは適切に駆除しましょう

犬の<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生について(鳥取市報道提供資料)



お問い合わせ先等


【お問い合わせ先】
機関名 電話番号及びFAX番号
鳥取市保健所 電話番号 0857-30-8533
FAX番号 0857-20-3962
倉吉保健所(中部総合事務所) 電話番号 0858-23-3145
FAX番号 0858-23-4803
米子保健所(西部総合事務所) 電話番号 0859-31-9317
FAX番号 0859-34-1392
鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課 電話番号 0857-26-7153
FAX番号 0857-26-8143

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、平成25年3月4日から四類全数把握疾患となりましたので、診断した医師は、最寄の保健所に届出が必要です。

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