米粉は簡単な調理で、ご飯やパンの代わりにも、おやつにもなり、アイデア次第でいろいろな料理に使える。
「米はおいしいだけでなく、栽培することで環境も守られる」と鳥取県米粉食品普及推進協議会長の鍛治木いつ子さんは米の良さを伝えようと、米粉を使ったさまざまなレシピを考案して普及している。
米粉は簡単な調理で、ご飯やパンの代わりにも、おやつにもなり、アイデア次第でいろいろな料理に使える。
鳥取県栄養士会の会長でもある鍛治木さんは「米は生産性が高くて経済的。
玄米は栄養価も高い」と話す。
鳥取市国府町中河原の成器地区公民館で8月9日、鍛治木さんを招いて米粉の料理教室が行われた。
メニューは▽牛乳に浸した米粉を使った「簡単カレー」▽簡単カレーと一緒に食べる米粉の「ミルク餅(もち)」▽タマネギ、キャベツ、ひき肉などを固めてしっかりと米粉をまぶすと蒸すだけで皮ができる「即席シューマイ」▽おやつにもなる「砂丘焼き」-の4品。
このうち「砂丘焼き」は砂丘地にできる長イモを使い、卵や砂糖を入れて焼くため、しんわりとした歯ざわりが特徴。
鍛治木さんは「みそ汁やサラダと一緒に食べてもいいし、いろんなおかずにも合う。
乳製品やフルーツと一緒に食べれば立派なおやつ」とにっこり。一度、この万能な「砂丘焼き」を試してみたい。