今や山陰を代表する顔「サワラ」
瀬戸内では春の魚の代名詞として食卓に上るサワラ。
鳥取県ではこれまであまり漁獲されていませんでしたが、近年は回遊の経路が変わったのか、温暖化の影響で海水温が上昇(この10年間で平均水温が0.5度上昇)したのか、平成12年頃からどんどん漁獲量が増えてきて、いまや鳥取の“顔”として定着しつつあります。
鳥取県では秋から冬にかけて漁獲され、県内沿岸漁業ではハマチ等と並びトップクラスの水揚量を誇る魚種で、沿岸漁業者の重要な収入源になっています。
選ぶコツは、身のしっかりして硬いもので、目が澄んで、体色(銀色)の光っているもの。鮮度のいいときは透明感のある白身だが、すぐに白濁する。