鳥取県にはきのこ専門の民間学術研究機関である「一般財団法人日本きのこセンター」があります。
国内唯一の専門研究機関として鳥取県に存在する(一財)日本きのこセンターは、生産者、関係団体、行政が構成する「鳥取県原木しいたけブランド化促進協議会」を中心として、生産技術向上、生産者育成、流通体制の構築などに取り組んでいます。
また、この財団では、きのこに関する研究を行っている「菌蕈研究所」が中心となって、生産農林家に対する技術情報の提供や、国産原木シイタケの価値を広く消費者へ理解していただくための活動などを行っています。
全国で食されているしいたけの約30%が、この財団で開発された品種であるという事実は、この財団がいかに偉大かということを物語っています。