1 とっとりの酒 ~鳥取の豊かな食をさらにおいしくする地酒~
鳥取県内各地では、それぞれの風土と食に合わせた個性的な酒造りが行われています。鳥取の生活文化と食の豊かさに育まれ、鍛えられてきたお酒は、いずれもスッキリとした飲み口に確かな主張を有した奥行きの深さが持ち味であり、料理をさらにおいしくし、料理によって一層うまさが際立ちます。
「食パラダイス鳥取県」は、多様な農林水産物の恵みがある鳥取県のキャッチフレーズですが、それは県内各地で気候も土も水も育てる人も様々だから。それはお酒も一緒です。地元の素材と地元の水で醸した、その地ならではの地酒です。ぜひいろいろ飲み比べて、鳥取のお酒のある豊かな生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2 とっとりのお酒はなぜおいしい?
(1) 技 ~受け継がれる技とうまい酒づくりへの探求心~
(2) 水 ~自然豊かな鳥取県の綺麗な水が醸す酒~
(3) 素材 ~上質の素材づくりから始まる酒づくり~
(4) 旨味と酸味に深み 鳥取県オリジナル酒米「強力」
3 とっとりの酒マップ
1 高田酒造場 2 中川酒造 3 太田酒造場 4 諏訪酒造 5 西本酒造場 6 山根酒造場 7 福羅酒造 8 藤井酒造 9 高田酒造 10 元帥酒造 11 中井酒造 12 梅津酒造 13 大谷酒造 14 江原酒造本店 15 稲田本店 16 千代むすび酒造 17 久米桜酒造 18 大岩酒造本店 19 兎ッ兎ワイナリー 20 田中ぶどう園 21 広岡農場 22 北条ワイン醸造所 23 倉吉ワイナリー 24 奥大山ブルーベリーファーム 25 大山ワイナリー 26 松井酒造 27 AKARI BREWING 28 タルマーリー 29 倉吉ビール 30 久米桜麦酒 31 JAP BREWERY
日本酒 (マップ1~18)
1 高田酒造場(瑞泉) 「庶民の味と称される絣の味わいの地酒」
2 中川酒造(福寿海、いなば鶴) 「心に残る酒造りで食文化と幸せに貢献する」
3 太田酒造場(辨天娘) 「地元の米を一粒一粒大切に仕込み熟成」
4 諏訪酒造(諏訪泉) 「美味な料理が浮かぶ幸せな食卓を創る酒」
5 西本酒造場(笑)「ほほ笑みとくつろぎにつながるお酒」
6 山根酒造場(日置桜)「世に媚びることのない 自ら飲みたい酒造り」
7 福羅酒造(山陰東郷)「明治22年創業軽快旨口の酒造り」
8 藤井酒造(三朝正宗、白狼)「蔵は三朝温泉街、熟成古酒に定評あり」
9 高田酒造(此君)「鳥取県指定保護文化財の歴史のある酒蔵」
10 元帥酒造(元帥)「うまい酒・元帥」
11 中井酒造(八潮)「一滴のしずくに昇華する杜氏の神業」
12 梅津酒造(冨玲)「応援の酒を醸す熱い純米蔵」
13 大谷酒造(鷹勇)「大山の水と米で醸す こころにのこる酒」
14 江原酒造本店(伯陽長)「昔ながらの手造り 飲み飽きない端麗な酒」
15 稲田本店(稲田姫、トップ水雷)「330年の歴史 酒と食を推奨」
16 千代むすび酒造(千代むすび)「鳥取から世界にはばたく、進化する老舗」
17 久米桜酒造(久米桜、八郷)「黒ぼく土で育つ地元米と大山伏流水仕込み」
18 大岩酒造本店(岩泉)「地元・奥大山の水と米 自然が醸す酒造り」
果実酒・ウイスキー (マップ19~26)
19 兎ッ兎ワイナリー [ぶどう]
20 田中ぶどう園 [ぶどう]
21 広岡農場 [梨、梅]
22 北条ワイン醸造所 [ぶどう]
23 倉吉ワイナリー [ぶどう]
24 奥大山ブルーベリーファーム [ブルーベリー]
25 大山ワイナリー [ぶどう]
26 松井酒造 [ウイスキー]
ビール (マップ27~30)
27 AKARI BREWING 「鳥取市鹿野町のまちおこしクラフトビール」
28 タルマーリー 「自家製野生酵母で醸す パン屋さんのビール」
29 倉吉ビール 「2020年夏オープン 白壁土蔵群・古民家の醸造所」
30 久米桜麦酒(大山Gビール) 「大山の伏流水を活かした標高300mの醸造所」
31 JAP BREWERY(475ビール) 「米子のおいしい水と地元の食材でつくるビール」
32 TEN FORWARD 「浦富海岸を有する岩美町で醸造、食事を引き立てるビール」
33 徳万尻日乃本麦酒 「2022年創業。地元原料を使用したクラフトビール」
4 お酒をもっと楽しむ
(1) 温度によって変わる味わい
(2) うつわによって変わる味わい(器×酒)
(3) 食べ物と合わせてふくらむ味わい (食×酒)
5 とっとりの酒 パンフレット
冊子を発行しています。こちらから印刷してください。
◇表紙・裏表紙・ご案内 (pdf:3209KB)
◇製造所紹介 (日本酒・果実酒・地ビール)(pdf:2514KB)
◇お酒をもっと楽しむ(あつ燗・器・食) (pdf:790KB)
6 とっとりの酒PR動画(日本語、英語、繁体字)
日本語、英語、繁体字による、とっとりの酒PR動画です。
とっとりの酒(日本語)
Tottori sake(英語)
鳥取的清酒(繁体字)
お酒は二十歳になってから。飲酒運転は絶対にやめましょう。妊娠中や授乳中の飲酒は子供に深刻な影響がある恐れがあります。
とっとり動画チャンネルにて 「とっとりの酒ツアー」を順次公開しています。
真剣に自由にお酒造りと向き合う人々のお話を聞けば、さらにお酒を自由に楽しめること間違いなし。酒造りの「人」にスポットを当てて紹介します。酒蔵ツアーと言えば、その醸造方法・歴史・試飲などが中心ですが、実際心に残るのは説明してくれた方の人となりだったりします。「酒は人なり」です。
今シリーズでは酒造りに関わる、蔵元・杜氏・農家・蔵人・・・と関係者にも出演してもらいました。酒好きな人も、酒を飲まない人も、仕事に疲れた大人も、仕事ってなんだろう?と思うお子様も、なんだか明日をがんばろう、そして晩酌には地酒を飲もう(子供は駄目よ)、と思えるわくわくハートフルドキュメンタリーです。
基本的に酒蔵には一歩も入らない酒蔵ツアー!意外な見応えある動画をお楽しみください。
「日置桜」蔵元、鳥取市青谷町にある山根酒造場と「醸は農なり」をテーマに仕込み水と田んぼを訪問し、洗米師の方にもお話を伺いました。2020年7月27日撮影。
「辨天娘」蔵元、鳥取県若桜町の太田酒造場と「米を大切に仕込む酒」をテーマに田んぼと古酒の熟成用トンネルを訪問。5代目を支えるご家族も。2020年8月11日撮影。
「諏訪泉」蔵元、鳥取県智頭町の諏訪酒造と「水こそわがテロワール」をテーマに千代川の源流~鳥取砂丘まで水を追う旅に出かけました。2020年8月17日撮影。(テロワールとは「土壌」を意味するフランス語で、生育地の地形や気候などの環境が、その産物に特性を与えるという考え方です。)
鳥取県伯耆町の久米桜酒造・杜氏と原料米の生産者・丸瀬家さんの対談です。今ドキの雰囲気を持ったお二人が、自然栽培米・鳥取旭を使ったお酒の開発談を切り口に、地域に根っこを張った原点回帰のお酒づくりについて話します。2020年8月25日撮影。
ふだんは見学できない北条ワインの砂丘ぶどうワイナリーツアーです。西日本最古のワイナリーの土地のぶどうそのものの味を大切にする誠実な人柄が伝わります。2020年9月15日撮影。
「稲田姫」「トップ水雷」蔵元、鳥取県米子市の稲田本店さん。スタッフのチームワークでの蔵見学と創業330年、そして現在へと続く「面白いこと」への挑戦のお話をうかがいました。2020年10月21日撮影。
「鷹勇」(たかいさみ)蔵元、琴浦町の大谷酒造さん。女性社長・若い杜氏を中心とした和醸良酒(良いチームワークから良い酒が造られる。また、良い酒は人の和をつくる。)の酒造りを伝えます。2020年10月1日撮影。
自他ともに認める熱燗マニア「山陰東郷」蔵元、湯梨浜町の福羅さん。幻の酒米「強力」を自然栽培する米農家さんの同席のもと、熱燗をつけてもらいつつ温度帯で違うお酒の香りや味の広がりについて体感しました。2020年10月14日撮影。
お酒は食事とおいしく体に優しく飲みたいもの。今回は番外編として、山根酒造場・山根さん宅にて、蔵元にはお酒の温め方などを、料理家の明子さんには野菜を使った体が喜ぶ酒粕料理などについてお話を聞きました。2020年7月27日撮影。